Dancing Shigeko
国内ドラマ『コンフィデンスマンJP』第5話 メスまで握ってしまっていいの??
こんにちは、Dancing Shigekoです!
ダー子、豪快な笑い方が癖になる。
今回は国内ドラマ『コンフィデンスマンJP』第5話を紹介します!
前回感想 → こちら
[内容]
#5 スーパードクター編
リチャードは虫垂炎で野々宮総合病院で手術を受ける。二ヶ月後。彼の執刀医だった田淵は不当に解雇されたとして、リチャードは野々宮総合病院の理事長・野々宮ナンシーと野々宮新琉を病院から追い出し、田淵の現場復帰させたいとダー子に相談。
ボクちゃんを偽医者に仕立て上げて、作戦決行するのだった…
[感想]
いろんな思惑が絡み合う一話。
・成果を横取りして名声を上げる野々宮新琉
一流外科医の田淵が手術を執刀し、その成果を野々宮新琉が横取りする。その一連の流れでしばらく順調に進んでいた。
ところがいつまでも横取りだけされていることに不服に思った田淵が賃上げを要求する。そこで軋轢を生じ、結果的に田淵が病院を出ていくことになる。
自分が執刀していないのに、やってますと言う表情ができる野々宮新琉の神経の図太さに驚き。田淵は報われない、そう思わせる。
・田淵を現場に復帰させたいリチャード
そしてリチャードは見てられなくなる。田淵を復帰させたいと考える。ダー子に相談して、野々宮親子がどれだけ悪事を働いているか、調査をする。野々宮ナンシーがお金で優先度をつける黒い理事長だと分かって作戦を練っていく。
この人物像を調べ上げていくところは毎回すごいと思う。そばにいないと分からないのではないかと思うようなことまで調べ上げてくるのだから、ダー子の周りはかなり凄腕。
・病気だと思い込ませ手術に持ち込む
どうやって病院から追放させるのか。その作戦がナンシーの手術。それでも、何を考えているのかはまだ分からない。お金を騙し取るのは、手術費と言って請求できそうだけれど、肝心の病院から追い出すと言うのがどうなっているのか。
まだまだこの時点でのダー子の考えを掴むのは難しい。
・ダー子の狙いはボクちゃんの上を行く
ダー子の狙いが分からないのはボクちゃんも同じ。ダー子が医者に扮してナンシーの前に現れ、手術を執刀することになる。
もちろん実際に手術をするのではなく、偽の映像をモニター室では流して、野々宮新琉を騙そうと言う作戦。
そのように見せておいて、実は違う。モニター室で偽映像をセットしても再生できないオチ。そしてまさかのダー子が実際にメスを握ってしまう。
本当に切ってしまうのだから、と思うあたりはボクちょんは単純。もっと疑っても良さそうな気がする。
五十嵐が途中で倒れて血が噴き出る大惨事になって、一体ダー子が何を考えているのか。
そんな展開。最後までダー子の考えていることが分からない見せ方が面白い。
・誰が悪人だったのか
最終的にダー子の思惑通りのことが運ぶのだけれど、結局誰が悪だったのだろうと疑問が残る。賄賂を受け取って手術の優先度をつけるナンシーは悪事に手を染めている。
実際に手術をしていないのに、さも自分がやった風に見せていた新琉も悪事を働いていた。
しかし田淵も相当な悪と感じる結末。みんなお金や名声のために、一線を超えているように感じてしまう。
最後はダー子のバカ笑いが心地よい結末の一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!