Dancing Shigeko
国内ドラマ『コンフィデンスマンJP』第1話 ダー子とボクちゃん、リチャードが仕掛ける華麗なる罠
更新日:2022年7月1日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
まだ見終わっていないドラマがたくさんある中、新しくみ始めた。
今回は国内ドラマ『コンフィデンスマンJP』第1話を紹介します!
[内容]
#1 ゴッドファーザー編
矢代久美子は夜桜の麗(ダー子)のカジノを潰そうと愛人の心人(ボクちゃん)とやってきた。壺振りで順調に稼いでいく久美子。いよいよ全財産を賭ける勝負に夜桜の麗が自ら壺振りをする。勝負は久美子の勝ち。全財産を久美子が持って行こうとしていると警察のガサ入れがあり、皆慌てて逃げ出す。久美子はお金を置いて逃げていく。しかしそれはすべて仕組まれたものだった。
次なるターゲットは日本のゴッドファーザーと呼ばれる赤星栄介。
ダー子はリチャードと二人で赤星を手球に取ろうとしていたが、リチャードが嘘だとバレてしまい入院する。そこで、ボクちゃんが再び協力するのだったが…
[感想]
悪い奴からお金を巻き上げるダー子らの活動を描く一話。
・騙し合いの世界観
カジノを作り上げて、罠にかける。
航空会社に勤めている人、関係者のように見せて、罠にかける。
この手の作品はどこまでが真実なのか、と言う人間不信感が積もる。
リチャードが入院したのも、見るからに怪しい。それでもボクちゃんは信じるのだから単純と言うか、素直と言うか、世間知らずというか、リチャードを信頼しきっているというか、もう少し疑ってもいいような気がする。
どんな罠を仕掛けていくのかを楽しむ作品という感じ。
・悪者からお金を巻き上げる
矢代久美子も赤星栄介も裏で悪いことをしてお金を巻き上げている。そんな悪事を働く人からお金を騙し取る。
こう言うのってどうなのだろうか。ダー子らは罪に問われるべきか?それとも犯罪者のお金を有効に活用したと考えて、目を閉じるべきなのか。
・騙すためなら
ダー子が赤星栄介を騙すためにCAになる勉強を始める。実際に合格してCAになるところもすごいけれど、そのためにある程度期間をかけているのもすごい。ターゲット決めてから実行に移すまでに一年位かけていそう。
騙すためとは言え、すごい執念。
・人間関係は信頼
赤星栄介、裏でやっていることは悪いことだけれど、言っていることは立派。人間関係は信頼が大事。まさにその通りだと思う。お金は取り返せても、信頼はすぐには取り返せないと言う。その辺りの感覚はとても真っ当なのに、やってる事が悪いと言うのがもったいないと感じる存在だった。
・多くの助けがあって成り立つ騙し
矢代久美子に対しても、赤星栄介にしても騙すために一体どれだけの人間が関係しているのか。100人以上は関係していそう。それだけでも結構な費用と想像される。さらに空港一つ作り上げて、実在しているかのようにWEBも用意。それだけやったら、それはさぞお金が必要になるだろうと思う。
儲けたお金をすべて経費で使ってしまうあたり、果たしてダー子らはお金を稼ぐことが目的なのか、実は人助けと言う目的があるのではないのかと感じる展開だった。
ダー子らの騙し稼業が華麗に始まった一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!