こんにちは、Dancing Shigekoです!
タイトル通りに三者のコラボは見られるか?
今回は国内ドラマ『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』第6話を紹介します!
[内容]
#6 関係者全員黙秘!?目撃者の少女に隠された悲しき真実―!
平沼高架下ふれあい広場で傷害事件が発生する。その様子を目撃している女子中学生がいた。
捜査を進めていく中で、暴行事件の容疑者が捕まるが、容疑を否認。被害者も同様に犯人の心当たりを答えようとしない。
鍵を握るのは目撃していたと言う、女子中学生だったが、彼女もまた警察に非協力的なのだった。
[感想]
事件解決の鍵を握るのは女子中学生の一話。
<刑事と検事と判事の絡み>
・板挟みは辛い
自分の思いが届いたのか、今回は二階堂検事が仲井戸刑事のことをこき使い、諸星判事が二階堂検事の勾留希望を却下する。力の差が顕著に描かれている。
二階堂は勾留期限を延ばしてもらえないことの八つ当たりで仲井戸に無理難題をぶつけている。半ばいじめ、パワハラな感じ。そんな二階堂に、みなみが嫌悪感を見せ、二階堂が凹む。
そして最後には、逆に仲井戸の頑張りにお礼を言う。その変化にみなみが、二階堂検事って意外と可愛い、と言った好印象な発言をする。
こう言う地味に力の関係の差を見せつつ、最後はお互いが歩み寄っていくと言うのが、このドラマの見せ場だと思うだけに、今回のエピソードは良かった。
・下っ端は辛い
無銭飲食を他のお店でもしていたかもしれない。
その証拠固めをしてこいと、仲井戸に22軒のお店に聞き込みに行かせる。
お店がリストアップされていて、容疑者の顔写真もある。それであるなら、刑事だけに任せるのではなく、検事も手分けして聞き込みに回ったらいいのに。そこを担当するのは刑事のみ。
この辺りに権力の差を感じずにはいられない。
下っ端というのは、常にいいように使われる。
しかし彼らの努力無くして、検事の仕事は成り立たないし、判事の仕事もまた然り。
この構図、何も司法界に限らず、ものづくりの業界でも一緒だと思う。
設計担当者が必死に設計し、その取りまとめをするリーダーがいる。リーダーは企画部門の要望に答えようとして、仕事をする、と言った構図にも通じるものがある。
役割は階層になっていても、最終的に目指すところは一緒で、本当はどの仕事にも上下という考え方を持つのが良くないのだろうと思う。
<警察の体質> ※ネタバレ注意
・傷ついた女子中学生
今回の傷害事件。
暴力を振るわれて怪我を負った男性は、なぜか証言しようとしない。
暴力を加えた方は当然、証言せず黙秘。
さらに、目撃していた中学生は、見ていないとすら言う。
事件を見かけたなら、素直に伝えるだけでいいだろうに、なぜ嘘をつくのか。
その理由が明かされる。
その子が幼かった頃、母親が父親の暴力で悩まされていた。警察に相談しても、現行犯ではないため、何もしてもらえなかった。そんな思い出から警察嫌いになったと言う。
一般家庭からの通報、どんなドラマを見ていても、警察は動いてくれない、と言うのが当たり前のように描かれている。現実の警察もここまで腰が重いものなのか。
事件になってからでは遅いと思うのだけれど、未然防止、と言う点になると、急に動きが悪くなる。
それだけ、他に注力しないといけない凶悪な犯罪が多いと言うことなのか。凶悪な犯罪が多いからこそ、ちょっとした変化にアンテナを張っておいてほしいと思ってしまう。
果たして、現実はどうだろう。
<高架下にも公園>
・雨が当たらなくていい
事件があった場所は、道路の高架下にある公園。
何年か前、会社のウォーキングイベントで帰り道にいろんな寄り道をしながら帰っていた時があった。その時に高架下に公園がある場所を見つけた。
それ以来、高架下に公園がある場所を見かけると、有効活用と感じる。
雨の日でも遊べると言うのがいい。(実際に使ったことがあるのは一度くらいだけれど)
そして、今回のエピソードでも高架下の公園。ここの公園はかなり広めだった。
ふと思う、高架下の公園。社会人になってから存在に気づいたのだけれど、なぜだろうか。
それまで自分の住んでいた場所には高架がなかったからだと気づく。
所変われば、道路事情も変わるものだと思った。
なんだかんだと刑事と検事と判事が協力しあっている感じがあって、いい一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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