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執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『ギークス~警察署の変人たち~』残業ゼロで成果人一倍!

 こんにちは、Dancing Shigekoです!

 

 個性派の3人の女性が活躍する!


 今回は国内ドラマ『ギークス~警察署の変人たち~』を紹介します!


[基本情報]

 脚本:大林利江子、原野吉弘、井本智恵、咲元伊茉莉

 音楽:鈴木真人、半田翼

 主題歌:サンボマスター『自分自身』

 警察監修:古谷謙一

 心理学監修:越智啓太

 演出:山内大典、村上正典、本間美由紀

 プロデューサー:森安彩(共同テレビ)、貸川聡子(共同テレビ)

 制作・著作:共同テレビ


[登場人物]

西条唯:松岡茉優

 小鳥遊警察署の鑑識官。父親が過労死したことの影響で仕事は定時までをモットーにしている。

吉良ます美:田中みな実

 小鳥遊警察署の産業医。たまに娘と会っている。

基山伊織:滝沢カレン

 小鳥遊警察署の交通課員。弟妹の母親代わりを務めている。


[内容]

 仕事に全てを捧げるのは馬鹿げている。定時に仕事を終わらせてアフターファイブを好きなお酒などを仲良しの仲間と飲むのを楽しむ。西条はそのスタイルを貫いていた。

 しかし一度本気で仕事に取り組むと抜群の観察力で、事件解決に貢献するのだった。


[感想]

 定時退社をモットーにする3人の個性派女性警察官(一人は産業医)の活動を描く作品。

・定時退社はダメなことか?

 西条たちが定時退社している傍でいつも忙しく仕事をしている芹沢。対照的な見せ方。残業してもなかなか犯人逮捕に結びつかない芹沢(生産性の低い日本)と、定時退社をしていてもやる時はやり、確実に結果を残す西条ら(諸外国?)というイメージが重なる。

 いつまでも芹沢のような仕事をしていたら、この先、日本はダメになる。もっと西条たちのようにメリハリをつけて仕事をして成果に結びつける必要がある。

 そのためにも尖った力量を身につける必要がある、というのを訴えたかったのでは?と感じた。


・やる時はやる人たち

 西条たちは全く残業しないわけではなく、もちろん定時内ギリギリに仕事が回ってきたらぶつぶつ言いながらも仕事をこなしていく。そして確実に結果を残す。

 その分、定時退社する時には3人お決まりのお店に集まってお酒を楽しんでいる。毎週末お酒を飲んでいるのも印象的。定時退社していても、ストレス発散?憩いの場というのはお酒なのだな、というのは日本的にも感じる。

 3人がそれぞれ持ち前の得意分野を発揮する事で事件を解決していくというのが印象的。一人で何でもかんでもできる必要はなくて、それぞれ尖った武器を持っていて、その武器をお互いに出し合うことで事件解決というのだから、理想的と思った。

 自分はどこを伸ばしたらいいだろうか?


・事件に見せ場は少なめ?

 警察が舞台の本作品。いろんな事件の捜査を行われる。その事件そのものは、西条が犯人疑惑になったり、西条と親しかった岡留が偽装犯罪を起こしたり、撮影現場でマネージャーがいなくなる騒動があったりと。それぞれある一定のどうなっているの?どうなるの?と言った展開ではあったものの、事件そのものの内容がとびっきり濃い感じはなかった。その事件を通じて何かを訴えてくるといったメッセージ性は低い。

 純粋にそれぞれの事件で、西条ら3人が見せる捜査一課顔負けの調査力がものを言うというのがどちらかというと重要な要素という感じだった。

 事件そのものを楽しみたい、という人にはちょっと違うのか?


 これからの日本の社会での仕事のあり方を描いているのかも?と深読みする世界観のドラマだった。


[各話感想]

 第10話 家族の絆!?

 第11話(最終話) 事件解決!


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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