こんにちは、Dancing Shigekoです!
新町、少しずつビクトリーに馴染んでいけるか。
今回は国内ドラマ『オールドルーキー』第3話を紹介します!
[内容]
#3 越えろ!ビッグマウスのマラソンランナー
深沢が担当するマラソンランナー 秀島修平が第20回市原国際マラソンで惨敗する。記者会見で逆ギレしてしまい、ネットで炎上する。秀島はビクトリーを辞めると言い出すが、高柳社長が慰留したことで思いとどまる。代わりに深沢を担当から外す希望を出される。
深沢は入社以来一緒に取り組んできた秀島から外されて落胆。秀島は練習中にバッシングに会い、雲隠れ。その二人の間に新町が入って、再びタッグを組ませて次のマイアミマラソンに向けて調整することで落ち着くのだった。
[感想]
新町が仲介役として存在感を見せる一話。
・ビッグマウスゆえに
秀島修平は世界記録で優勝すると豪語して出場した市原国際マラソン。35キロまで順調な走りを見せていたにも関わらず、失速。結果は10位。レース前の記者会見で勝ち誇ったことを言っていなかったら、惨敗に近い結果でも、もっと穏やかだったのではないかと思われる。
しかし自らを鼓舞するためにビッグマウスになる。そうなのだとしたら、それなりのリスクを伴うことも分かっていた方が良かったのではなかろうか。
あるいはレース後の記者会見で謙虚に受け止めていたら、ネットで炎上ということにもならなかったのではなかろうか。出る杭は打たれる、そんな文化を感じる。それと同時に皆、自分にはないものを持っている人を妬み、失敗した時に喜んでいるという悪しき循環。
現実でも上へ駆け上がって行こうとする人が失敗した時に、みなすごい勢いで貶す。そこまでしてお互いの足を引っ張り合いたいものなのだろうか。同じ国民同士応援できる優しい国になれたらいいのにと思う。
・支えあってのアスリート
大会後、再び練習を始めた秀島。その様子を目撃した通行人が秀島をバッシングし始める。わざわざ車で追いかけてきて目の前に止まって動画を撮りながらバッシングする輩まで現れる。それでもう練習していられるような心境にはなれなくなった秀島が雲隠れ。
深沢は軽井沢にいると思うと新町に伝える。それで早速、軽井沢に向かうとバルコニーで物思いに耽る秀島を見かける。声をかけてみると、自分はもう無理だと言い出している。
新町は調子の悪い時もあったし、バッシングを受けたこともあったと経験を語る。それでも頑張ることができたのは、自分を支えてくれる妻がいたからだと言う。支えがあってこそ、アスリートとして頑張れてこられたのだという。
さらに、秀島にとってそれは深沢なのだと力説。
この新町の言葉は大きいように思う。経験者だから分かる、経験者だから伝わる、そんな風に感じられる。その言葉が響いて、秀島は深沢を再び担当にしてほしいと願い出る展開。
新町の働きは大きいと思うけれど、どうなのだろうか。
・一番のサポーター
秀島が再び深沢に担当をお願いしたいと連絡が入る。しかし深沢は私には無理ですと言って断る。そんな深沢の様子を見ていた新町は、彼女を泉実の練習に連れていく。サッカーを頑張る泉実の姿を見ながら、話をしている。
秀島がデビューしてから一緒に見てきて、一番秀島のことを知っているのは深沢だと諭している。アスリートというのは孤独で、いつも応援してくている人が一人いることが大切なのだと伝えている。その言葉を聞いて深沢がまた挑戦してみようと思う。
そして秀島との打ち合わせ。再度担当になるために条件があると突きつける。次の大会は2月にしましょうと。その理由もはっきりと示して合意を得ている。この二人の結束力はかなり強くなったのではないか、そんな風に感じた。
・新町のことを一番に考える
結構、ビクトリーでの仕事が順調になり始めている新町。しかしそばで彼の様子を見ていた果奈子は現役にチャレンジしていいんだよと声をかける。その言葉に新町が揺れる。かなり揺れている。それでもビクトリーで頑張ると決めたから、と言って断る。そこに無理をしている感じが滲み出ている。話を聞いていた泉実も現役復帰を願っている様子が滲み出ている。
家族全員が一番いい結果になることを望んでいる。この果奈子のスタンスが羨ましいと感じる。どう決断するのだろうか。
新町がいい緩衝材になっていると感じる一話だった。
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それでは、また次回!
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