こんにちは、Dancing Shigekoです!
新町はビクトリーでやっていけるのか。
今回は国内ドラマ『オールドルーキー』第2話を紹介します!
[内容]
#2 羽ばたけ!少女スケートボーダー
9歳でスケートボードの大会に優勝した牧村ひかりの契約を取ってこいと、深沢が命じられる。新町とペアで交渉に当たるが、既にビクトリーのライバル会社WPMが接触をしていた。なんとか契約を取ろうと深沢はスポンサー探しに走る。
梅屋敷はスランプに陥っているプロゴルファーの高槻を立て直せずにいた。新町の紹介でスポーツ専門のメンタルクリニックを紹介。それでも回復の兆しはない。梅屋敷は高槻と腹を割った会話をしようと向き合っていた。
新町は家では娘・泉実と明紗に口を聞いてもらえずにいた。その理由がお金の心配だと思ったが、実は仕事が楽しくなさそうと言うのが理由だった。
[感想]
新町がスケートボード少女の契約を取ろうと努める一話。
・子供である前に一人の人間
9歳のスケートボード少女。彼女とエージェント契約を取り交わしてくる。これが今回の新町が関係する仕事。
みんな相手が9歳だからと言って、父親に話をしにいく。深沢もライバル会社のWPCのエージェントもどちらも父親と話をしている。新町だけがひかりに話を聞きに行っている。相手が子供という事案が発生した際に、大人は大人同士で話を片付けようとするけれど、個人的には新町のように子供が相手でも一人の人間として捉えて、きちんと話を本人から聞くことが大切だと思う。
話した結果、全くこちらの意図が伝わらないようだったら、断念して大人同士の話もありだと思うけれど、最初から本人の意思を度外視で、大人同士の会話というのは、何かが違うと思う。それだけに新町の動きの自然さが良かった。本人と向き合って、何をしたいのかを聞いてあげる。
簡単なようでなかなかできることではないと思う場面だった。
・聞いてもらえないと思われる心境
梅屋敷がプロゴルファー高槻の不振をなんとかしようと働きかけている。しかし一向に良くならない。その原因が何なのか分からずにいる。新町の提案でイップス専門のカウンセラーに連れていくけれど、効果が薄い。
事務所でみんなだ話をしている時に、誰かが親身になって話を聞いてあげることが大切だと言う。それで梅屋敷は高槻の話を素直に聞こうと向き合っている。
すると、「パターを外した時、愛犬のメルモが死んでいた」と言う。それ以来、パターをしようと思うとメルモが脳裏をよぎって集中できないのだと言う。なんでその事を言ってくれないのか、と言うと「言っても聞いてくれないと思っていたから」と答える。
話しても無駄、と思われると言うのは、一緒に仕事をしている身としてはきつい一言のように思う。ましてマネジメントと言う立場の梅屋敷は、一番頼ってもらいたいところ。
ところが、信用されていない。どれだけいい加減な仕事の仕方をしているのかと思ってしまう。
人間関係、信頼が大事だと感じる。
・腹を割って話すことが大切
新町の娘が口をきいてくれない。その理由は姉 泉実が口をきくなと伝えているから。もうすぐ誕生日の明紗は、プレゼントに何が欲しいかを聞かれても何もいらないとのみ。フットサルを眺めている泉実を見かけて、声をかけてみても見ているだけでいいとそっけない。
なぜそこまで口をきいてくれないのか、新町が妻 里奈子にきくと、サッカーを辞めたからではなくお金を気にしているんだよと言う。しかし新町が娘たちにそんなことは心配しなくていい、と言ったら、泉実が、お金の心配をしているんじゃないという。お父さんが仕事をつまらなそうにしているのが悲しいのだという。娘たちの意見。父親が楽しく過ごして欲しいと思ってくれている優しさ。そして向き合って話をしたことで聞き出すことができた本音。
本当のことを話したから、自ら歩み寄っていかないといけない。そんなことを強く感じた新町は深沢がひかりの父親とどんどん話を進めている様子を見て、「これは違うのでは?と」口を挟む。契約を取り交わしするひかりちゃんの意見を聞く必要があるのでは?と投げかける。
この発言は娘たちとの経験があったから出てきたのだろうと思う。
どんな相手でも本音で向き合うようにすることが大切だと感じる場面だった。
子供でも自分の考えを持っているものだと、強く感じる一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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