こんにちは、Dancing Shigekoです!
まだまだ新作が続く。
今回は国内ドラマ『イップス』第1話を紹介します!
[内容]
#1 電撃ウィッチの魔法
黒羽ミコはコメンテータとして朝の番組に出ていた。肝心の本業の小説の執筆はまったく手が進まない。それで息抜きに今話題の電撃ウィッチ真尋がいるサウナに行く。すると、ネットで酷評コメントをしている男 森野と出会う。言い争っていた二人は偶然死体を発見してしまう。
ミコは死体の第一発見者になったということから張り切って事故の真相を探り始める。実は森野は捜査一課の警部補で検挙率ナンバーワンの刑事。ところが彼もまた犯人を前に思考が停止してしまう問題を抱えているのだった。
[感想]
新たな形のコンビが誕生する一話。
・小説家と警察
ミコの書いたミステリー小説の大ファンだという森野。しかし、2作名以降の出来にネットでダメ出しをしている。その森野とミコが偶然、サウナで一緒になる。ミコは森野が単なるタチの悪いクレーマーと思っていたけれど、死体が見つかって捜査が始まると、実は自分も警察なのですよ、と言って手帳を見せている。意外な感じ。
警察でも小説を読むんだ、と思ってしまったのが正直なところ。でも警察でも小説は読むよね、と当たり前の結論に落ち着く。
最近、新作小説が書けずに苦労しているミコと、新作小説を待ち遠しく思っていて実は警察官の森野。こういう組み合わせは意外と、他の作品でもあるのかも?
それにしても、篠原涼子とバカリズム。随分とチャレンジングなキャスティング。大丈夫なのかな?
・イップスの自覚
ミコは小説が書けない。森野は犯人とわかっている人物を目の前にすると逮捕ができない、と言う症状に陥っている。ミコはイップスのように感じるけれど、森野の症状はイップスと呼ぶのだろうか。何かもっと違った次元の問題のように感じる。
不調になるという状況。こういうのは、特別な仕事をする人のみに起きる事象なのか?それとも会社員でも起きることなのか?ここのところ集中力が切れ気味の自分にとってもイップスという言葉に、ちょっとばかり興味が湧いた。
・犯人がわかっているタイプ
この作品、殺人事件が発生して、その犯人がが分かっているタイプの作品。さらに言うと、犯人がどのように殺したか、と言う謎解き要素が強いわけでもなく、どちらかと言うと、ミコと森野の異質コンビがそれぞれの観点で犯人の言動から、事実を想像していくという流れ。
若干、古畑任三郎系列と感じなくもない。この先の展開もそうなのだろうか?
奇妙な組み合わせの二人がこの先も事件を解決していくのか?最終的に小説を書けるようになるのかと思う1話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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