top of page
検索
  • 執筆者の写真Dancing Shigeko

国内ドラマ『イップス』ミステリー作家の推理力!?

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 一話ずつアリバイ崩しを経験する作品。


 今回は国内ドラマ『イップス』を紹介します!


[基本情報]

 脚本:オークラ、森ハヤシ、中園勇也

 音楽:野崎美波

 主題歌:AARON『フェイス』

 イップス監修:河野昭典

 トリック監修:能塚裕喜

 警察監修:古谷謙一

 プロデュース:宮崎暖

 制作プロデューサー:熊谷理恵

 演出:筧昌也、並木道子、相沢秀幸

 制作著作:フジテレビ


[登場人物]

黒羽ミコ:篠原涼子

 ミステリー小説家。10年前の事件がきっかけで執筆ができなくなる。その間、コメンテーターとしてバラエティ番組に出演している。

森野徹:バカリズム

 警視庁の刑事。10年前の事件がきっかけで現場に足を運べずにいる。黒羽ミコの小説のファン。


[内容]

 ミステリー小説家の黒羽ミコが話題のサウナに来ていた。刑事の森野も同じ場所に居合わせる。森野はノモリというハンドルネームでミコの小説をネットで中傷していた。ミコは森野がノモリだと分かり、口論をしていたところに、死体が発見される。森野が殺人現場の検証を進めていく。ミコは小説のネタになると言って、森野の取材という名目で現場に入らせてもらう。

 以後、二人は現場で意見を交わしながら事件を解決していくのだった。


[感想]

 イップスの小説家と刑事が殺人事件現場で協力する作品。

・事件解決の決め手はいつも?

 ミコと森野が事件現場にやってきて現場検証をしている。個人的にはミコがかなり鋭くて、いつも事件解決の鍵を解くのはミコという印象があった。ミステリー小説家というのはそれだけ観察力に長けているのか。ミステリー小説家に限らず、小説を執筆する人というのは、日頃から世の中をたくさん観察しているのかもしれない、と感じる。

 もちろん森野の観察力も、かなり高くて最初の時点で気づいていることが多いという印象。

 この二人は実にいいコンビという感じがする。

 ただ小説家が毎回事件現場に堂々と入っていていいのか、という疑問は残った。


・犯人ありきのトリック崩し

 この作品は犯人が分かっている中での事件捜査という展開。最初に犯罪が実行されて、その後、現場に二人がやってくるという展開。残された痕跡から少しずつどのように犯行が行われたかを解き明かしていく。

 その観察力に注目して見ていると面白い。そうやって相手の容疑を固めていくのか、というのが面白い。全てのエピソード、二人の謎解きを聞いた後にもう一回見たら、見え方が変わってくるかもという点でも楽しめる内容だった。


・イップスはいつやってくる?

 この二人それぞれの仕事が急にうまくできなくなったイップス。最初のうちはイップスであることが強調されていた。特にミコに関しては小説を書こうとパソコンの前に座って、気合い十分。それでも手が動かない、という描写が何話か続いた。

 ところが途中からミコがイップス、というのはあまり強調されなくなっていったのは不思議。森野の方は常にイップスで、「私を疑っているのですか?」と質問をされると急に考えがまとまらなくなるという症状が個性的。

 森野の方が先にイップスの症状が解消されていった感じなのは、ミコのおかげなのだろうか。

 イップス、何がきっかけで発症するのか。精神的なものだというのは非常に感じ取れる。なってしまった時に、どう解消していくのか。

 この作品同様に、のんびりマイペースでもがき続けたらいいのかな?


 ミコと森野が事件を解決していく様子を十分に楽しめる作品だった。


[各話感想]

 第11話(最終話) 真犯人はこの中に!?


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


閲覧数:0回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page