こんにちは、Dancing Shigekoです!
終わり近い。
今回は国内ドラマ『アリバイ崩し承ります』第5話 を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#5 ダウンロードのアリバイ
3ヶ月前に殺された富岡邸の庭から白骨死体が見つかる。死後10年以上経過しているその死体は富岡の会社で経理をしていた和田のものと特定されていた。そこから富岡殺害の容疑者として、和田の息子 英介が挙がる。
ところが英介には事件当日、友人の古川と家でゲームをしていたという。その証拠として、その日限定の音楽をダウンロードして聞かせたというアリバイがあるのだった。
[感想]
人の記憶を巧みに使ったアリバイの一話。
・未解決事件と聞いて…
察時は三ヶ月解決していない殺人事件だと知って、手柄を上げるチャンスだと考える。まずは手柄と考えるあたりに刑事としての仕事との向き合い方が見え隠れ。本来、それだけ長いこと解決していないことで、苦しんでいることがいることを考えてほしいと思ってしまう。
・もし気づいていたら…
アリバイトリックの説明を聞いていて思ったことがいくつかある。その一つはこれ。
もし彼が気づいていたら、犯人はどうしていたのだろうか。さらに別の都合の良い日を選んだんだろうか。時期が遅れれば遅れるほどリスクが高まるだろうに。どう考えていたのだろう、と思ってしまう。
・もし予定よりも早かったら…
今回の事件は3ヶ月前に起きた、というところがミソ。そしてその位時間が経過しないと自分が容疑者として挙がらないと犯人は考えていた。しかし、この読みって結構、運頼みって感じる。もっと頭脳明晰ならば不確定要素を確実に排除したやり方をするべきなのではなかろうか、とここもまた突っ込みたくなってしまう。
・もし覚えていたら…
さらに犯人は証言者になるであろう人物が日付の特定をできないと思っていたところもリスクが高い。もし証言者が日記をつけている人だったら、帰った時に気づいただろうし。あるいは、いつ訪れかを正確に覚えているかもしれない。世間で起きたことをきっちりと覚えているタイプかもしれないし。
そう言った部分は発生しないという前提で話が進んでいる辺りが、甘いように感じてしまった。
・意地と解決とどっちが大切なのか?
誰が事件を解決しようと、事件が解決されることが大切のように思う。それなのに、渡海は頻繁にこのヤマは牧村さんのものだ、と言っている。そんな誰のヤマだろうと事件を解決することが大切なのではなかろうか。
もっと刑事として、本来あるべきところがどこなのか、を意識した方がいいのではないか、と突っ込まずにはいられない1話だった。
犯人にはアリバイ崩しした人が誰かバレている一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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