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国内ドラマ『アバランチ』 第5話 アバランチ立ち上げ秘話

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigkeoです!


 もうすぐ追いつくところまで来た。


 今回は国内ドラマ『アバランチ』 第5話を紹介します!


 前回感想 → こちら


[内容]

#5 episode0 夜明け

 3年前 羽生は先輩の藤田と山守の家で誕生日のお祝いをされるほどに可愛がられていた。その藤田が爆破テロで亡くなり、羽生は警察を辞める。一人で犯人を探そうとしたが、何もできずにいた。そのまま、小さな町工場で働く生活を送っていた。

 ある時、山守がやってくる。一緒にテロを仕組んだ大山を失墜させるのに協力してほしいと頼まれる。羽生は自分の無力さから断る。しかし町工場の社長の不甲斐なさを見ていた娘のあかりが一人で正義を貫く様子を見て、山守に協力することを決意するのだった。

[感想]

 アバランチ発足の背景が描かれる一話。

・権力のために人の命を切り捨てる大山

 大山は官房副長官という権力を手に入れるために公安のメンバーが犠牲になることを全く気にかけていない様子。そういう人が世の中に本当にいるとするなら、悲しい。

 権力対正義、どちらが最後に勝つのか。正義に明るい未来が待っていることを願いたくなる。

 大山陣営にいる桐島。山守と一緒に働いていた過去を考えると、実はアバランチ寄りなのではないかと感じる部分が見えたのは次回以降期待できる部分かもしれない。


・後輩思いの藤田

 自分の正義を貫いて真っ先に動く子でいい、何かあったら常に後ろにいるから安心しろと羽生に声をかける藤田。その言葉に後輩を見守る先輩の温かさが滲み出ていた。

 やりたいようにやらせて、責任は取ると言うその姿勢は、先輩の鏡と感じた。こう言う存在になれるように自分も、ますます精進しようと思う刺激になる場面だった。


・孤軍奮闘する社長令嬢に動かされる

 日頃から向上のことをなんとかしたいとあかりが考えている。父親が取引を維持するためにお金を取引先の営業に渡している様子を見て、間違ってると言う。同意を羽生に求めるが、羽生は世の中には正義だけでは通じないものがあると言い残す。あかりは、見てるだけで何もしない人は黙ってろと突き放す。

 その発言だけだったらあかりもまた口先だけだったけれど、取引をやめると言いにきた営業に、お金を返してもらおうと自ら動いていく、実行力を見せる。それだけのことをやって見せたあかりに、羽生の心が動いた。

 こう考えると今の羽生がいるのはあかりの存在があったから。こう言う、誰かを動かす力を持てるように、自分自身も芯を磨いていこうと感じた。


 アバランチ対大山の構図がハッキリする一話だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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