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国内ドラマ『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』第2話 社会の歪みが影響?

執筆者の写真: Dancing ShigekoDancing Shigeko

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 どんな事件に取り組んでいくのか。


 今回は国内ドラマ『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』第2話を紹介します!


[内容]

#2 オフライン・スーサイド

 人気の少ない工場地帯で飛び降りが発生。事件性はないとして、自殺として片付けられる。柊は納得がいかないが上の決定に従う。

 数日後、別の場所で似た感じの飛び降りが起きる。その案件も自殺として片付けられたが、タレコミがあり、柊班は単独で捜査をしていく。飛び降り者の身元を判明させ、駅前の監視カメラの映像から関係者にあたっていくのだった。


[感想]

 連続飛び降り自殺を捜査する1話。

・無神経なところに?

 柊はすごい、と思う部分がある。新人で長官の息子と言う瑞江。瑞江は興味からだとは思うけれど、柊の過去や一目見ただけで覚える彼女の記憶力、さらには忘れないことがどんな感じなのかをずけずけと質問している。食事の時も断りなく相席していく。その辺りの行動一つ一つが無神経に感じる。

 そんな態度の相手に対して、柊は突き放すことをしない。その懐の深さが意外。一度だけ不快感を見せたけど、それでも全体的に黙って聞き流している感じ?

 あのずけずけ感が最近の主流なのかな?


・すべてを記憶していることが?

 今回の飛び降りに関しては、柊がすべてを記憶していることの恩恵は少なかったように感じる。柊が事件現場を思い出す場面がある。しかし、それは何も記憶に頼らなくとも、現場にもう一度足を運ぶのでも分かるような案件だったように感じる。

 現場百遍を一回で済ませたと言う意味ではありがたい記憶力だけれど、それならば現場で細かく見る力がある人でも同じように事件の真相に近づくことができたのではないかと感じた。

 今回のような事件解決の方法よりも前回みたいに過去の事件の情報を覚えていて、紐付けするときの方が重宝(凄さが際立つ?)できるように感じた。


・自殺願望者の集い

 今回の事件の裏には自殺願望者がSNSを通じて知り合うと言う流れがある。しこう言う裏サイト?は実際どのくらい活用されているのか。自殺したいほどにしんどい人たちを死以外から救う方法がないものなのか?もしこういったサイトがあるのだとしたら、そこに対して、何とかしようと働きかけることはできないものなのかと、自分の無力さを感じて悲しい気持ちになった。


 今の社会の歪みを感じる1話だった。


 前話感想こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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