こんにちは、Dancing Shigekoです!
公太郎の嘘は許されるのか。
今回は国内ドラマ『くるり~誰が私と恋をした?~』第9話を紹介します!
[内容]
#9 蘇る記憶と新たな“嘘”
まことは公太郎とデートに出かけた。行き場所を決める訳ではなく、街中をぶらりと歩き回ってデートしていた。そんな中、まことが行っている病院の先生 井口を見かける。千草さんがいなくなったと言う。手分けして千草を探すと花屋の前にいた。好きな人に花を買おうとしていたという。公太郎は花選びを手伝う。井口先生たちと別れて、再び二人になった公太郎とまこと。
いい感じで1日が終わった二人。まことは後日、再び公太郎のお店に顔を出す。その時、記憶が断片的に蘇り、まことは家へと慌てて帰っていくのだった。
[感想]
まことの記憶が蘇る一話。
・急速に距離感縮まる
まことと公太郎、急に距離感が縮まったように思う。その理由はまことが今の気持ちを大切にしていいのだと思い始めたからなのか、公太郎が聡の結婚式の時に自分の気持ちに気づいたからなのか。二人仲良く食べ歩きをしている。記憶など関係なしに、今の関係を大切にしたらいいのに、と楽しそうにしている二人を見て感じる。
大事なのは、結局のところ、今のような気がする。
・記憶とは一体
では、記憶とは一体なんだろう。
千草は若年性認知症で少しずつ記憶を失っていく。それでも大事な部分は覚えている。井口太郎が夫だということも覚えている。しかし、時には忘れて兄になっている。覚えている側にとってと忘れている側とで、どう感じるのか。忘れられてしまったのか、と嘆くのか。それとも忘れられていても、あなたはあなたと思うか。
どんな心境になるものなのだろうか。さて?
・断片的な記憶は混乱を招く
記憶が戻ってくるとはどんな感じなのか。それがどう描かれるのか、が気になっていた。
今回、まことの記憶が蘇り、その見せ方に納得。断片的に思い出す。かつ、その時の気持ちが蘇る訳ではなく、その時の状況だけが蘇る。客観的に事実を思い出す、という感じなのだと。この思い出し方が本当かどうかは分からないけれど、比較的リアルなのかな?と感じる。
長く記憶を失っていると、直近の出来事の記憶が上回って、気持ちという意味では今の自分が勝るのだろうなぁという印象を受ける。
まことは客観的に、律と付き合っていたことを思い出し、さらになぜか記憶に出てこない公太郎が、嘘をついていたのかもしれない、と考え始める。
さて、この展開、どちらに有利に働くのか?
結末が近づいてきたのを感じる1話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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