こんにちは、Dancing Shigekoです!
今回は国内ドラマ『「名探偵コナン」ドラマスペシャル 工藤新一への挑戦状~怪鳥伝説の謎~』を紹介します!
[基本情報]
演出:白川士
チーフプロデューサー:堀口良則 / 菅賢治
企画:諏訪道彦
プロデューサー:尼子大介 / 梅田玲子 / 遠藤正累
製作:小石川伸哉
原作:青山剛昌
[登場人物]
工藤新一:溝端淳平
高校生探偵。
毛利蘭:忽那汐里
工藤新一の幼馴染み。
妃英理:大塚寧々
蘭の母で弁護士。小五郎と別居中。
鈴木園子:秋元才加
鈴木財閥の令嬢で蘭の親友。
毛利小五郎:陣内孝則
探偵で蘭の父。
目暮警部:伊武雅刀
警視庁の警部。
和倉勇海:草刈正雄
和倉グループの社長。
[内容]
鈴木園子に誘われ、毛利蘭と工藤新一、妃英理がお祭りを見るために十五夜村を訪れる。園子が約束をしていた和倉勇海に会いに行ったところ、殺人事件が発生する。工藤新一は、その謎を解くために推理を巡らせるが、第二の殺人が発生する。
第三の被害が出るのを阻止するために、残された手がかりから推理をしていくのだった。
[感想]
実写版コナン。
・謎解きパーツは十分に提供されていただろうか?
こうしたサスペンス?探偵ものは一緒に謎解きを楽しむか、それとも謎解きされていく様子を楽しむかで、見え方が変わってくる。一緒に謎解きを楽しもうと思った場合、この作品はどうか?
人が柱の上の棘に刺さって死亡するトリック、それをどうしたのかを解くための情報は十分だったのだろうか。パスカルの法則を使っての解説だったけれど、本当にそうなるのか。そして蓋が飛んだという。では、その蓋をちゃんと見せていたのかに注目する必要がある。
一緒に謎解き、という観点では、視聴者に十分な情報提供はされていない、ように思われる。では、純粋にどんな謎があったのかを解いていく様子を楽しむのが良いのか。多分、そうなのだと思われる。
工藤新一がちょっとずつ情報を集めていき、事件の全体像を見破って行く様子を楽しむ作品なのだろうなぁと思いながら、見ると楽しめるように思った。
・原作に比べてイメージは??
妃英理役の大塚寧々は比較的、雰囲気が似ていた。毛利小五郎役の陣内孝則もいい加減な感じはよく出ていた。
肝心の工藤新一と毛利蘭は、結構原作とギャップあり。それでも毛利蘭の空手は、素早い手足の動きで相手を圧倒していて、雰囲気が出ていた。ただ見た目は、だいぶ印象が違う。もう少し原作に似せる工夫をしても良かったように感じてしまう。
コナンとして見るか、コナンの世界観(音楽も含め)を活かしたミステリーとして見るかでだいぶ受ける印象が違ってくるように思った。
・十五夜村が舞台の実写版コナン
こう言った探偵ものによく登場する人里離れた村が舞台。八つ墓村を意識しているのかな、などと考えてしまう。その中でも特徴的だった柱。二つに枝分かれしている柱。その枝には鋭利な突起があって、そこに人が刺さって死亡するという事件が2件発生する。その異様な柱がとても印象的だった。
・一番印象に残った場面は…
工藤新一が謎解きを披露する場面がやってくる。6メートル近い高さのところに人を運んで串刺しにしたトリックについて説明。パスカルの法則を使って、蓋を吹き飛ばしていたのだという。その説明映像が説得力があるような、どうも騙されているような、そんな感じを受けて、妙に印象に残った。
鑑賞日:2022年1月4日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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