Dancing Shigeko
- 9月7日
- 読了時間: 5分

アニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』錬金術で作り出す世界！

　こんにちは、Dancing Shigekoです！

　エドとアルの冒険。

　今回はアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』を紹介します！

[基本情報]

　原作：荒川弘

　監督：入江泰浩

　シリーズ構成：大野木寛

　キャラクターデザイン：菅野宏紀

　錬成陣デザイン：荒牧伸志

　音楽：千住明

　プロデューサー：丸山博雄、米内則智、大山良、倉重宣之

　アニメーション制作：ボンズ

　製作：鋼の錬金術師製作委員会、毎日放送

　主題歌：YUI『again』

　　　　　NICO Touches the Walls『ホログラム』

　　　　　スキマスイッチ『ゴールデンタイムラバー』

　　　　　CHEMISTRY『Period』

　　　　　シド『レイン』

　　　　　シド『嘘』

　　　　　福原美穂『LET IT OUT』

　　　　　Lil’B『つないだ手』

　　　　　SCANDAL『瞬間センチメンタル』

　　　　　中川翔子『RAY OF LIGHT』

[登場人物]

エドワード・エルリック：朴璐美

　鋼の錬金術師。

アルフォンス・エルリック：釘宮理恵

　エドワードの弟。人体錬成の際に体を持って行かれて、鎧に魂を定着されている。

[内容]

　エドとアルは母親を生き返らせるために、禁忌である人体錬成を行なった。そのため、エドは右腕と左足、アルは体を持って行かれてしまう。彼らは自分の体を取り戻すために、賢者の石を求めて旅に出るのだった。

[感想]

　人間とホムンクルスの戦いを描く作品。

・原作を再確認したくなる

　去年はアニメ『鋼の錬金術師』を鑑賞。その時にはだいぶ自分が知っている世界と違うと感じていた。地底を穴掘っているホムンクルスがいたはずというのが記憶としてあって、スロウスが出てこなかったから、特に違うと感じていた。

　こちらの作品はオリジナルに近い状態の作品になっているということで確かに記憶と重なる。ただ残念ながら自分の記憶がだいぶ薄れてしまっているので、また読み返してみたくなった。

・かっこよさNo.1

　なんといってもオリヴィエ・アームストロング少将と感じている。彼女の毅然とした態度、北の大国との境界を守っているという自負。決して弱さを見せないところがかっこよかった。

　オリヴィエに限らず、この作品に出てくる女性陣は強い人が多い。ホークアイ中尉はマスタング大佐が変な方向に行かないように注意を払いつつ、守るべき時にはしっかりと守ってくれる頼りになる存在。

　イズミ・カーティスはエドたちの師匠らしく、ワイルド。自然の中を力強く生きているといった印象。時には自分の選択が間違っていたのだろうか、と疑問を口にすることもあるけれど、基本は強い芯の持ち主と言った感じ。

　ウィンリィはエドを静かに支える縁の下の力持ち的な控えめな部分を見せつつ、機械鎧のことになるとプロとしての腕が疼くみたいな性格。かっこいい女性が多かったと思う。

　ランファンも、リンを支えるというので強い存在。唯一、女の子らしい感じだったのはメイくらいだろうか。

　一方の男性陣が頼りないわけではなく、皆信念のために動いているのが伝わってくるキャラ設定だった。

・永遠の命に憧れる

　ホムンクルスたちが、お父様が永遠の命を欲しがる。そのために巨大な錬成陣を作り上げて、国全部の魂で賢者の石を錬成しようとする。といった大きな流れの中で、細かくイベントが起きる。ヒューズの死や、7つの欲望のホムンクルスたちとの戦い、スカーとの対決など。

　そういった細かないざこざの末、皆、ホムンクルスの狙いを阻止することで協力。グリードもリンの体に乗り移って、協力。こうした一つの目的のために一緒になって行動する仲間の存在の大切さ、というのが後半は強く感じられた。信じる道を共有して、そこに向かって行動をしていく様子、仲間というのは大切なものだと思う。

　大きな目的を達成したかったら、仲間が大切、といったことを描きたかったのではないかと感じる展開だった。

　錬金術、ホムンクルスの存在など異世界な舞台設定でいろんな思惑が上手にまとめ上げられた作品だった。

[各話感想]

　第1話エドワードの冒険始まる

　第2話国家錬金術師に！

　第3話ペテン教祖を倒せ

　第4話生体錬成に使ったものは？

　第5話スカーと対決！

　第6話オートメイル、爆速修繕！

　第7話賢者の石の作り方？！

　第8話彼らは何者？

　第9話アル、エドにキレる！