こんにちは、Dancing Shigekoです!
アルの不安をどうやって解消するのか。
今回はアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』第9話を紹介します!
[内容]
#9 創られた想い
エドワードは入院して療養していた。ウィンリーに出張整備の依頼をして、腕の整備をしてもらっていた。ウィンリーはヒューズ宅に宿泊して、翌日もエドワードの見舞いに行くが、アルフォンスがエドワードに自分は創られた記憶なのではないか、とエドワードを非難していた。彼は言い返すことなく、黙って部屋を出ていく。ウィンリーはアルフォンスにエドワードの思いも知らないで、何を言っているのか、とアルフォンスのことを非難するのだった。
[感想]
アルフォンスが思っていたことをエドワードにぶつける1話。
・ウィンリーの仕事を一切疑わないエドワード
エドワードはオートメイルを直してもらうためにウィンリーに連絡を入れる。「もう壊したのか」と怒鳴られると思って電話をしたものだから、ウィンリーの薄い反応に驚いている。なぜウィンリーが穏やかなのか、疑わないエドワード。
セントラルにやってきてエドワードのオートメイルを直してくれていた時にもエドワードはウィンリーがネジを一箇所締め忘れていたということに気づいていない。ウィンリーの腕前を100%信用しているのと、常に自責で物事を考える性格なのが伝わってくる。
若くして国家錬金術師になる実力を持っているのは、こう言った自分が悪かったと考えるスタンスだからではないか、と思う。
・不安をぶつけるアルフォンス
アルフォンスはずっとバリーの言葉を反芻している。忘れようと思ってもずっと記憶の中をよぎっている。そしてとうとうその思いをエドワードにぶつけてしまう。牛乳を飲む飲まないでエドワードが「お前はいいよな、大きくて」と言われたのがきっかけになって、アルフォンスの不安が一気に押し寄せていく。
エドワードに対して、「ずっと言えなかったこと」って自分が作り物だってことなんじゃないのか、と言い放ってしまう。それはきっと言ってはいけないことだったのだろうと思う。エドワードは反論することなく、静かに部屋を後にするだけ。
どう思ったのだろうか。
・エドワードの思いを代弁するウィンリー
その一部始終を目撃してしまったウィンリーはアルフォンスを叱っている。エドワードがずっと言えなかったことは「恨んでいるじゃないか」と言うことだと伝える。ウィンリーがエドワードの代わりに、苦しいエドワードの胸の内を伝えている。そしてすぐさまアルフォンスに謝りに行くように命じている。
この3人の関係は絶妙なバランスで成り立っていると感じる。実にいい関係を築いていると思う。そしてウィンリーはいいタイミングでそこにいてくれたと思う。
アルフォンスの不安は無事解消されて、また次なる活動が始まりそうな気配の1話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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