こんにちは、Dancing Shigekoです!
その時が来るのか。
今回はアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』第63話を紹介します!
[内容]
#63 扉の向こう側
エドはお父様を追い詰めていた。賢者の石を欲しがるお父様はグリードから賢者の石を奪おうとする。リンはグリードが連れて行かれるのを阻止しようとする。グリードは一緒に最後まで戦おうと言い、リンを油断させ、お父様に吸収される。
しかしグリードはお父様の中で反撃。耐えられなくなったお父様はグリードを吐き出し、消滅させる。再び弱体化したお父様をエドはトドメをさす。
戦いは終わり、エドはアルフォンスを取り戻すために人体錬成をして、真理の扉へ向かうのだった。
[感想]
ついに決着が付く一話。
・グリードは最後に
お父様が賢者の石を欲しくてリンの体に手を突っ込んで中からグリード諸共吸収しようとする。リンが引っ張られていくグリードを中から阻止しようとしているが、その力の強さに負けてグリードはお父様に吸収される。
抵抗するのを諦めて吸収されたわけではなく、グリードは自分の意思で吸収され、お父様の内部から破壊しようとする。その犯行に気付き、お父様から引きちぎられて、グリードは握りつぶされてしまう。
最後にはとても強力的で人間寄りになっていたグリード。貴重な存在だった。強欲ではあるけれど、理解力も十分にある存在。ホムンクルス一体くらい残ってもよかったのかも?
・アルを連れ戻して
戦いが終わり、メイは自分のせいでアルフォンスがもぬけの殻になってしまったと泣きじゃくっている。
エドはアルを取戻すために考えを巡らせる。皆、賢者の石があるから使えと言って声をかけてくるが、エドは最後までその提案には首を縦に振らず、とにかく考え続ける。そして出した答え。等価交換が条件の錬金術で、エドが取った行動は、錬金術をするための力(真理の扉)と交換でアルを連れ戻すという発想。
真理の扉は錬金術を行うためのもので、なくても支障がないと考えたエド。この判断力、誰も導き出すことのできなかった答えに辿り着くエド。ただものではないと改めて思った。
・戦いが終わり平穏
ホーエンハイムがトリシャの墓参りに来ている。すべてが終わって安堵している。そしてトリシャにすべてが終わったことを報告して、エドが親父と呼んでくれたことを喜び、静かにホーエンハイムも終わりを迎えている。その安らかさがあまりにも平和すぎて。誰が彼の死をエドたちに伝えるのかと思ったら、ピナコが発見するという展開。
エドたちとホーエンハイムの束の間の親子生活が終わりを告げる瞬間。この結末は彼らにとって望ましいことだったのか。
静かに終わりを迎えようとしている。エドはどんな顔をしてウィンリィに会いにいくのか、最終話の行方を見守りたいと思う1話だった。
前話感想→こちら
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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