こんにちは、Dancing Shigekoです!
残り10話まできた。
今回はアニメ『鋼の錬金術師』第42話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#42 彼の名を知らず
エドはギリギリのところでラースを止めていた。スロウスと挟み撃ちに合いながらもロゼと逃げる事に成功する。
スカーは自らの右腕をアルに引き継いでいた。アルの体に錬成陣が出来上がる。アルを賢者の石にする事で爆破から守ろうとしていた。ラストになまえをきかれても、イシュヴァラの教えに背いた日から名前は捨てたと言う。
アーチャーは軍をリオールの町に侵攻させていた。そしてスカーによって錬成が始まるのだった…
[感想]
ついに賢者の石に辿り着く一話。
・スカー、エルリック兄弟への想い
スカーがラストに胸の内を語る。エルリック兄弟は兄が弟を愛し、弟が兄を愛している。その様子が羨ましいと。自分は兄を憎んでいたからだという。そして一度でいいから兄を愛していたと言いたかったと悔しさを滲ませる。
重たいものをずっと抱えていた。その引っ掛かりを吐き出して、心を軽くした上で最後の行動に出ようとしているのが見てとれる。エドらともう一度話をして、兄を許す心を手に入れる選択肢があってもよかったのでは、と感じる。
・スカー、命惜しまず
そしてスカーは自らの右腕をアルの体に錬成する。こうすることでアルが爆発の代わりに別のものに変わって生き残れると言う。別のものとは賢者の石。アルの体中に錬成陣が書き込まれる。スカーは腕を失う。その状態で軍の攻撃の標的になって行く。
最後はアルのために自らの命を犠牲にした形。この生き方、悲しき定め。もっと違った形でと、ここでも感じる。
・アーチャー、堪えきれず
一方、攻撃を控えていたはずの軍を、アーチャーが進撃させる。キンブリーがやられた、と言う大義名分をもって侵攻していく。それが罠とも知らず、どんどん深く入っていってしまう。
マスタングの助言通り大人しくしていたらよかったものを。とは言え、アーチャーは助ける魅力を感じない存在だったから良いのかもしれない。
・エド、及ばず
エドは兵が賢者の石にされてしまうのを知っていたためアーチャーの元へと向かい、止めようとする。しかし、アーチャーは聞かずどんどん軍を侵攻させる。そして赤い光が上がる。エドは危険を感じて、その線から離れるがアーチャーは中へ。
全てが消え去ってしまう。これだけの被害を出して、エドは大丈夫か?
・ラスト、見逃す
アルがその瓦礫(どちらかと言うと更地)から見つかる。爆弾になりつつあった鎧が何事もなかった状態に戻っている。エドはその理由が賢者の石が錬成されたからだと素早く判断。アルの中に賢者の石を見つける。
ラストも近くに来ていたがスカーが残したペンダントの影響でアルには近づけない。そしてエドとアルに早くこの場から離れるように伝える。ペンダントがあったからとは言え、ラストに変化ぎ起き始めているのを感じる。これは最後に見方をしてくれるのがラストかな?
また一つ区切りがついてしまった一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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