こんにちは、Dancing Shigekoです!
どんどんペースを上げていってみる。
今回はアニメ『鋼の錬金術師』第3話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#3 おかあさん……
エドワード五歳、アルフォンス四歳の時にウィンリィの誕生日プレゼントを錬金術で作った。
これがきっかけで母親に錬金術のことが伝わり、二人は父の部屋の書籍を読んでいいと許可を得た。以来、錬金術の実力をつけていく。
エドワード十歳、アルフォンス九歳の時に母親が亡くなる。錬金術で生き返らせようと考えるが失敗。その際に国家錬金術師のロイ・マスタングがセントラルに訪ねにきたら良いと伝言を残していく。
そしてエドワード十一歳、アルフォンス十歳の時に二人は故郷を離れるのだった…
[感想]
エルリック兄弟の錬金術との歴史が描かれる一話。
・優しく微笑む母親
エドワードとアルフォンスがウィンリィのために錬金をしたと知って、母親が優しく微笑みながら、いつお父さんに教えてもらったのか?と質問を投げかける。
自分達で本を読んだと答えると、すごいね、よく理解できたねと感心してみせる。その自然な褒め言葉が響く。
さらに二人が錬金術を使って作った模型を見て、にっこりとして、感動を示す。
こんな包み込んでくれる感じが溢れている母に育てられたら、まっすぐの子になるだろうなぁと感じる。
・幼さ故の過ち
それだけにまだエドワード十歳の時に母親が亡くなって、ショックを隠せない。そして禁止されていると分かっていて錬金術で人体錬成を進める。
この年ならば、禁止されていると分かっていてもやるだろう。エドワードの言い分が、みんな失敗するのが怖いから禁止と言っているだけだ、という考え方は実に都合の良い解釈であり、子供的ではある。
考えてみれば十歳なのだから当然の発想なのだと気づく。
・草原の丘の上に一軒家
そんな二人が母と暮らしていたのは実に長閑な丘の上。芝生の丘と一軒家。
この構図、他の作品でも見たことがあるように思う。映画『天空の城ラピュタ』のシータの家あたりが似たイメージ。
こう言う長閑な家の前の芝の坂道に横たわって空を見上げたいと感じる。
・兄弟の仲は深い
兄弟が仲良しという構図は羨ましい。
母親を生き返らせると言って人体錬成をおこなって失敗。アルフォンスの身体が持っていかれる。エドワードは右腕を犠牲にしてアルフォンス魂を鎧に留めさせる。
その事をお互い咎め合う事なく、腕を犠牲にさせてしまった事を謝るアルフォンスと人体錬成で身体を持っていかれた事を謝るエドワード。
この辺りのやりとり見てると二人の関係はかなり良好だと感じる。兄弟関係のいい例の代表。見ていて気持ちがいいものである。
・前を向いて進む
何よりもエドワードは過去に囚われない。前を向いているのがよく分かる。人体錬成失敗をなんとかもう一度試そうと考えるのではなく、アルフォンスの体を取り戻そうと。その為に国家錬金術師にでも会いに行くと決心する。
後ろを振り向かないように家を燃やしてから出発するなど、常に前を向いている感じが実に勇気づけられる。
エルリック兄弟の過去を知り、これからの冒険が気になり始める一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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