こんにちは、Dancing Shigekoです!
主題歌が変わったよ。
今回はアニメ『鋼の錬金術師』第26話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#26 彼女の理由
エドらはラッシュビルに到着。腕相撲で悪行を働く二人組をエドは懲らしめるが、ウィンリィはその勝利が錬金術を使ったからだと知り怒っていた。
そんな中、腕相撲で負けたパニーニャに会う。彼女のオートメイルの質の高さに感心。なぜ腕相撲で勝ちたかったのか理由を聞くとドミニクの作るオートメイルの質の高さを見せつけたかったと言う。そこでウィンリィはパニーニャに提案をする。エドに勝ったらいいのだと…
[感想]
オートメイルの町でのひと時を描く一話。
・エルリック兄弟の行方に熱くなるマスタング
マスタング大佐はヒューズがエドの入院のことなどを一切報告してきていなかったことを知り、なぜ報告しなかったのだ、と文句を言う。ところが、その言葉を聞いていたホークアイが、「大佐はエルリック兄弟のことになると冷静さを失うから、余計な心配をかけたくなったのではないか」と言う。
ヒューズにしてもホークアイにしても、みんなマスタングのことをよく見ている。今、彼にとってどんな情報が必要なのか、彼はどんな性格なのかを、よく観察している。信頼のもとに成り立っているのがよく分かる。いい部下に恵まれて羨ましいと感じる。
・腕相撲で賞金稼ぎ
エドは賞金を賭けて腕相撲をするラッシュビルの村人たちの盛り上がりを見ていた。ところが次々と破れ去っていく。その様子がイカサマだと気づく。そしてとうとうエドが指名される。それで仕方なく、エドが相手をするが、あっさり相手のオートメイルを破壊してしまう。
ウィンリィは自分のオートメイルが強いことを知って、鼻高々。ウィンリィにしてみたら、自分の用意したオートメイルが原因で負けて欲しくないと感じているのだ、というのが伝わってくる。それだけに、エドも錬金術を使ったと知って、ショックを受ける。この辺りにも、自分の仕事に誇りを持っているのを感じる。
・師匠のために
そう言う思いがあるのはウィンリィだけではなく、パニーニャも同じ。師匠のオートメイルは最高級品だと示すために腕相撲で勝負に出ている。みんな恩師には何かしらの形で恩を返したいと思っている。
この『鋼の錬金術師』に登場する一般民は、みんな善良という印象を受ける。誰かのために頑張るという姿勢がとてもよく出ている。その代表格がエドワードとアルフォンスだと思うのだけれど、こういった感覚の人たちの活躍を見ていると応援したくなるもの。
・負けるわけには
パニー二ャに銀の時計を盗られて、鬼ごっこになる。エドは必死に追いかけていく。ウィンリィはパニー二ャに勝たせるために考えたこの作戦。しかしエドは負けるわけにはいかないんだと言う。その言葉の裏に潜む思い。ウィンリィはその思いを汲み取って、再び嬉しくなっている。こう言った、ちょっとした気持ちのやりとりが面白い。
・予定外の訪問者
パニー二ャと師匠のドミニクの関係は円満に片付く。その頃、エドを訪れてくるものがいる。その姿を見て、アルは慄く。これが噂の二人の師匠っぽい。これだけ怖がるのだから、相当なのだろう。それに錬金術の腕前もかなり高いものと思われる。
一体、どんな過去があって、これだけ怖がる存在になったのか。次回、きっと描かれるであろう師匠とのエピソードが、今から楽しみ。
オートメイルに思いを注ぐ者たちの一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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