こんにちは、Dancing Shigekoです!
そろそろ折り返し地点。
今回はアニメ『鋼の錬金術師』第23話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#23 鋼のこころ
エドは病院で意識を取り戻す。腕の修理のお願いのためにウィンリィに連絡を入れる。
ロス少尉はエドにもっと大人を頼りなさいと言い、ヒューズはウィンリィに見守れるのはウィンリィ以外にいないと言う。
腕の修理が終わり、エドはアルを元通りに直すがアルは自分は作り物なのだと言って逃げ出していくのだった…
[感想]
エドとアルの関係にヒビが入りそうな一話。
・母親のような姿勢のロス少尉
意識が戻って、相変わらず自分のペースでいるエド。ロスは何でも一人でやろうとして危険な目に遭っているエドに平手打ち。もっと大人を頼って信じなさいと。その毅然とした態度には子を思う母親のような優しさと厳しさが滲み出ている。この先、どんな関係で行くのか。
・常に自責のエド
ウィンリィが部屋に残っていたネジがエドのものだと思っている時に、エドから電話がある。やましいことがあるウィンリィはすぐにセントラルに行って直すと伝える。エドは自分の無茶で壊してしまったのに悪いなとウィンリィに感謝の言葉。
決して腕が動かなくなったことが整備不良だと思わない。そんな事をまったく疑わない姿勢は、エドがいかに自責の性格かが分かる。そして自責だからこそ、多くのことは周りに話せないのだとも感じる。
・ことの重大さに気づいているヒューズ中佐
それでもホムンクルスを見たことはヒューズ中佐に伝える。ヒューズはその事実を重く捉える。マスタング大佐から報告を求められても一切報告しない。
逆に報告せずにいる事が悪い結果にならなければいいと願う。どこかヒューズは危険と隣り合わせな存在に見えるだけに、ここが分岐点にならないことを信じたい。
・みな気にかけている
アルが元気をなくしていることに皆気づいている。エドは自分の取った行動が、そうさせているのだと感じている。
ロスもヒューズも、そしてウィンリィもみなアルの異変に気づいている。その事を決して無理にこじ開けようとせず、静かに見守っているところが、みんな優しい。それだけアルとエドの存在を大切に思っているのだから、二人は幸せ者。
・エドは何を心に秘めているのか
エドがアルを元通りに直して、いつもの調子で軽口を叩いているとアルは真剣にエドを詰る。あるが胸に秘めていた思いが、自分は存在しないと言う事への疑念だと知って、エドは言おうとしている事があるのが見える。
バカヤローとでも言うのかと思ったけれど、エドはグッと堪えている。アルが全ての思いを吐き出すのを待っている様子。はたして、エドはなんと言おうと思っているのか。
きっとそれはエドの苦悩を表す言葉で、アルが思っている事に対する十分な答えになると思うだけに、早いことエドの心の内を見せて欲しいと歯痒く感じる場面だった。
エドとアルの絆はどうやって修復されるのか、続きが気になる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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