こんにちは、Dancing Shigekoです!
ゴールに近づいたようで。。
今回はアニメ『鋼の錬金術師』第21話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#21 紅い輝き
エドは奥へと進んでいく。アルは気持ちで押されてピンチになりかけていたがスカーが現れ、形勢逆転。66番は不利と見て、爆破を起こして逃亡。アルはスカーと共に奥へと向かう。
エドは一足先に研究室に到着。そこで見たのは大量のキメラ。さらにはキメラとなったタッカー。タッカーは赤い液から賢者の石を作り出す手前まで来ているという。
アルらにはホムンクルスが立ちはだかっていた。
[感想]
賢者の石の秘密に近づく一話。
・人として生きる道は死
48番は人として認めてもらい、嬉しかった。そのため弟の方はもう戦うこともできない。残された道は死のみという。
この論理は複雑。人として認めてもらったために、もはや人殺しをする番人には戻れないと言う。かと言って、今更、鎧の魂として、他の人たちと同じように生きることもできない。なぜなら、これまでに数多くの命を奪ってきたから。
ゆえに残された道は死だという。エドはそんな理屈は理解できないと言って意地でも連れて行こうとしたものの、願いは叶わず弟の方は首元にあった血印を自ら破壊して命を絶つ。
エドの苦悶、連続殺人犯として生きた男の潔さ、複雑な思いが錯綜する場面だった。
・動きが激しくなり始める
外での爆破を聞いて、研究室の奥の方で、囚人を連れ出す人物がいる。何かが始まろうとしている気配が強まる。
アルも66番の仕留めをさせず、逃げられてしまい、厄介ごとが残る。果たして、何が起きようとしているのか。ここに来て、展開が早くなったように感じる。
・人体錬成に魅せられた末路
48番に連れられて進んでいった先にはキメラがたくさん待ち構えている。さらに話すキメラまで現れる。それがタッカーと結合したキメラ。不気味なのはタッカーの姿勢が逆さになっていること。後ろ向きに歩いていくような、奇妙な生き物に成り下がったタッカー。
人体錬成にも挑戦していて、ニーナを作り出そうとしている。その事実を隠そうともしない。ここまで行くと、人体錬成が禁忌だったことが忘れ去られているのだと思う。とことんタッカーは地に落ちた、そんな印象を残す。
・スカーとアルが共に戦う
66番を追いかけて建物の中に入ってきたアルとスカー。そこで待っていたのはラストとグラトニー。グラトニーがいつもにっと笑って、「食べていい?」と聞く様子があまりにも楽しそうで不気味。そのグラトニーと戦い、苦戦しているスカーとアル。指先伸びるラストといい、かなり二人は劣勢に見える。
二人が協力して倒すという展開が待っているのか??
・大量の赤い液体
タッカーはエドを赤い液体が大量にある部屋へと連れて行く。賢者の石はもうすぐ完成するという。それは、つまりもうすぐ大量の死刑囚がここに集まってきて、タッカーが錬成すると言っているように見える。
何やら急激にストーリーが展開していくように感じる。
エドは賢者の石を見ることになるのか、次回の展開が気になる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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