こんにちは、Dancing Shigekoです!
この世界の歴史が見え始める。
今回はアニメ『鋼の錬金術師』第15話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#15 イシュヴァール虐殺
アームストロング少佐はスカーのメガネをかすめて、赤い目である事に気づく。褐色の肌に赤い目、イシュヴァール人だと言う。
その頃、エドワードはマルコーからイシュヴァールでの内乱について話していた。それは、内乱というよりも虐殺だったという。
スカーを追う軍は包囲していたが逃げられる。その先にエドワードらがいた…
[感想]
国家錬金術師とスカーの関係が明かされていく一話。
・アームストロング、持ち堪える
前回、スカーとアームストロングの対決の結末は描かれていなかった。その続きは今回描かれる。何とか、グラン准将のような結末にはならず済んだものの、かなりのダメージは負った決着。
スカーを止められる国家錬金術師はいないのではなかろうか?
・マルコー、過去を語る
マルコーはイシュヴァールであったことを語る。まだ試作品とはいえ、賢者の石を使用した事。それによって、イシュヴァールは1日にして廃墟と化した。その事に加担した事実が負担になってマルコーは軍から逃げ出したと言う。
話し合いで解決を試みようとはしなかったのか。こんな様子を見ていると、前回出てきていたラストが言っていたことが響く。
「人間とは何と愚かな生き物なのか」と。勝手に戦いを起こして自滅していく。確かに種の法則から言ったら、愚かなことをしていると感じずにはいられない。それこそが、この作品の訴えたいところだろうか。
・スカーの狙いは後何人?
イシュヴァール人を殺した国家錬金術師は全員、神の裁きを与えるという。それであれば、直接的に関係があるのはグラン、マスタング、アームストロング、あと1人ではないのか?なぜ当時、その戦いに加担していないエドまで狙う必要があるのか。
・兄としてアルを守るエド
その復讐で何が得られるとエドもスカーに問いかける。何も得られない。それが答えなのだと思う。だから自分を殺したらアルには手を出すなと言う。
幸いその場はマルコーのお陰で何とか逃げ切ったものの、エドの判断にアルは激怒。どんなことがあっても命を諦めてはいけなないんだと、咎める。
ここにまたエドは精神的に成長する機会を得た感じになったのだと思う場面。
・ウィンリィと繋がるマルコー
マルコーにリゼンブールのロックベル家に身を隠しておいたらいいと提案するとマルコーは頑なに拒否。そこに行く権利はないと言う。その理由はイシュヴァールで医者をしていた夫婦こそがロックベルだったからだと言う。その二人を救えなかった事にも罪の意識が残っている。
もしマルコーにウィンリィが会ったら、許してくれるのだろうか。話を聞かせてほしいと言って、前向きに進めそうなだけにマルコーの拒否反応が悲しい。
大総統付になってしまったから、ウィンリィに会うこともないのだろうか。
スカーとの溝の深さを強く感じる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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