こんにちは、Dancing Shigekoです!
エルリック兄弟の行方が気になる。
今回はアニメ『鋼の錬金術師』第11話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#11 砂礫の大地・前編
賢者の石を研究していると言われるゼノタイムにエドらはやってきていた。宿でマグワールが進めている賢者の石の話を聞かせてもらっていたがエドらは名前を聞かれ答えると追い出される。すでにエルリック兄弟が来ているという。
それで偽エルリック兄弟がいるという屋敷に忍び込む。そこには賢者の石に関する書物が豊富にあった。しかし偽エルリック兄弟の妨げにあって追い出されてしまう。
偽エルリック兄弟の弟フレッチャーは自分達のしていることは間違っていると感じていて、アルが薬を買おうとしているのを手伝う。
エドは何があるのか調べようと再び屋敷に忍び込むことを決める。侵入した部屋には人体に猛毒である赤いガスが充満しているのだった。
[感想](※ネタバレあり。ご注意ください)
偽エルリック兄弟が現れる一話。
・最初は皆友好的
ここのところ訪れる先々で、エドワードらは最初チヤホヤされる。ところが、何かがきっかけで追い出される。今回もそのパターン。
ところが、一味違うのは、国家錬金術師だから、というわけではない。実は、もうエルリック兄弟は来ているのに、自分達がエルリック兄弟だと名乗ったからだという。
偽物が現れて、町の人から懐疑の目で見られる。薬も買わせてもらえないほどの嫌われっぷり。理由はなんであれ、行く先々で嫌われ者になるエド、大変。
・マグワールの裏にいる謎の女性
砂漠の町リオールでコーネロを唆したり、リンター村でマジハールを二流錬金術師と呼んでみたり、要所で登場する謎の女性。今回はマグワールが賢者の石を作り出すのを待っている。しかしそろそろ見限ろうとしている。その女性に見放された者たちは、決まってやられて終わっていく。今回も、マグワールが同じように終わっていくのが見え見え。この謎の女性の正体、一体なんなのだろうか、と興味はそちらに向いていく。
・偽エルリック兄弟が研究を進める
エルリック兄弟と偽って研究をさせてもらっているフレッチャーとラッセル。ここでも賢者の石を作り出そうとしている。てっきり賢者の石というのは天然で存在しているものだと思っていただけに、作り出せるというのが興味深い。オリジナルがあるから、複製が作れるという流れのような気もする。
・父親への想い
フレッチャーとアルが話をする。フレッチャーの兄は父を慕っている。父が成し遂げられなかった思いを成し遂げようと必死になって研究をしている。一方、エドワードは父親を嫌っている。父親譲りと言われるたびに嫌な表情を見せる。父親の存在というのは、こういう風に二つに分かれる傾向が強い。嫌われるか、好かれるか。
一方、母親は全体的に好かれている設定が多いように思う。
そう考えると、父親というのは損な役回りになりやすいのだと思う。
・赤い水を浴びたフレッチャー
エドワードがラッセルの研究を止めに来る。しかしラッセルは反撃。危なくエドワードが赤い水を浴びそうになるのを見ていられなかったフレッチャーが身代わりになってしまう。これって、非常にフレッチャーが危険な状態になったのではないのか、と思われる瞬間。
果たしてどうなっていくのか。助かるのか。
前後編の展開の一話。次の行方が気になる。
賢者の石にたどり着けるのか気になる一話だった。
皆様の感想も是非お聞かせください!
それでは、また次回!
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