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アニメ『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』その戦争は何を残したか

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 トヨタが2年連続飯場台数1位を獲得した。日本企業を牽引して行って欲しい。


 今回はアニメ『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』を紹介します。

[基本情報]

 原作:矢立肇 / 富野由悠季

 監督:高山文彦

 製作:サンライズ / バンダイ

 話数:全6話


[登場人物]

アルフレッド(アル):浪川大輔

 民間人。バーナードの乗ったザクが墜落したところに向かう。

バーナード(バーニィ):辻谷耕史

 ジオン軍の兵士。サイクロプス隊に配属になる。

クリスティーナ(クリス):林原めぐみ

 連邦軍の兵士。ガンダム”アレックス”のパイロット。

[内容]

 サイド6で進められている連邦軍の兵器を調べるためにバーナードはサイクロプス隊に配属になってやってきた。そこでアルフレッドと親しくなり、一緒に作戦遂行を進めていくのだったが。。

[感想]

 1年戦争と離れたところで静かに繰り広げられた戦争を描く。

・戦争は悲しい結末しかもたらさない

 アルはバーニィが死んでしまうのを目の前で見て、緊張の糸が切れたような表情でその場に座り込んでしまう。

 子供にはあまりにも衝撃な場面だったのではないかと胸中察する。

 また仲良くなった相手がジオン軍だったというのも、アルにとっては辛い結末の始まりだったのだと思う。

 親しくなった人がいとも簡単に死んでしまう様子を見てしまったアル、彼はその後どう成長して行ったのか。

 こんな悲しい思いしか戦争はもたらさないのだろうなぁと改めて思う展開だった。


・子供にとっての戦争はこういうものなのか

 アルがザクを操縦していたバーニィと知り合い、そこから仲良くなっていく。ジオン軍はかっこいいと考えて、ガンダムを倒そうと言う。クリスが連邦軍だとしてもジオン軍の方がかっこいいという。

 モビルスーツのかっこよさを見て言っているのだろうと思う。実際にジオン軍はいろんなモビルスーツがあって、自分も考えてみると、そういったいろんなモビルスーツはかっこいいと思っていたもの。

 アルを始め、彼の友達はみんな戦争を楽しんでいる感じだったのが印象的。そんなものなのだろうかと思ってしまう。

 それでもアルがバーニィに会いに行く途中で死体を見て以降は、戦争を楽しみにしているという感じがなくなったのだから、正常なのかも。結局、戦争で人が死ぬと頭でわかっていても、目の前で死体を見るまでは、戦争はワクワクするものって感じなのだろうと思った。

 そんな感受性の強い子供たちに戦争を体験させてはいけない、と考えさせられる展開だった。


・サイド6が舞台の作品

 アムロなどが出てくる1年戦争でサイド6が出てきたのか、どうか。そのあたりに記憶を巡らせたくなる。どのコロニーも基本的には中は同じなんだと感じた。


・一番印象に残ったのは…

 バーニィとクリス。二人がお互い対立する立場であることを最後は知るのだろうか、と予想していたので、意外な結末だった。しかもお互いがザクとガンダムを操縦していると知らずに終わって行ったのだから、二人の関係は永遠に、またいつか会おうっていう感じなのだろうって思うと、クリスにとってはハッピーエンドだったのだろうか。この二人の関係がとても印象的だった。


[各話感想]

 第1話 戦いは各地に広がる

 第2話 怖いもの知らずのアルフレッド

 第3話 ジオンに加担していいのか?

 第4話 作戦は失敗ですな

 第5話 その選択肢は事態を悪化させる!

 第6話 戦いが決着する


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



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