こんにちは、Dancing Shigekoです!
小野田は、荒北はどうするのか。
今回はアニメ『弱虫ペダル GRANDE ROAD』第8話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#8 アラキタ
小野田は広島が飛び出していくのを見て追いつきたいと考える。一人では追いつけないと考えて、集団の他のメンバーに協調を持ちかける。しかし皆、足を使い切ってしまったと言って断る。それでも諦めずに話しかけていると荒北がいる。荒北は言われるまでもなく、飛び出してく。小野田がついていくと、先頭に追いつくのに協力するという。その前に真波が合流して、まずは小野田が引く。続いて真波。
その二人の様子を見ていた荒北は、先頭に立って二人を引っ張っていく。その走りはあまりにも速く、小野田には道路しか見えてこない。ぎりぎりのコースを取って走る様子に驚いていた。
そして仲間のところに追いつくが、さらに先に進む。一気に広島に追いついて待宮がショックを受けている表情を楽しむのだった。
[感想]
荒北が一年生コンビに心を動かされる一話。
<レースが激しく動く>
・呉南工業が総北、箱学に追いつく
集団を抜け出していった待宮率いる呉南工業。集団はそのスピードについていけず戦意喪失している。どんどん離していく。そしてみるみる差を詰めていき、泉田が引っ張っている箱学・総北に追いついてしまう。
呉南工業チーム全員がヘビのようなトカゲのような爬虫類のような目を持っているから、実に不気味。
・一気に追い上げる3人
一方、置いていかれが小野田は諦めるのではなく、なんとか集団で前に出ようと有志を探す。荒北がいて、一緒に行ってくれることになって気合いを入れて走る。どんどんスピードを上げて、集団から抜け出していく。
集団がその様子を見て追いついてくるのか、と思ったけれど、そこには余力が残っていなかったみたいで、あっさり差が開いていく。小野田が引っ張り、真波が引っ張り、そして荒北が引っ張る。荒北が平地で一気に加速していく。福富をゴールまで引っ張り脚力はかなりのもの。そこについていく小野田と真波。
この辺りが一体どうなっているのか、と疑問もあるものの、ついていく。そのスピード感がすごい。これまでの展開の中で一番の速さのように感じる。新開が今泉と先頭に向かって走っていた時も速かったけれど、それ以上の速さに見える。
あっという間に田所や泉田らに追いついて、泉田にケチをつけて、そのまま抜き去っていく。あれよあれよで、呉南に追いつく。「くさい匂いが漂っている」と言いながら、追いついて驚いた顔を見て、喜んでいる。その獰猛な感じは迫力満点だった。
<追いかける人たち>
・広島は嫌な空気を持ってくると感じる小野田
広島・待宮が一気に集団から離れていってしまうと集団の士気がガタッと落ちてしまう。それまでみんなで一緒に先頭まで行くと信じていた熊本の田浦は、仲間からも騙されたと言われて、理解。他の選手もことごとく、かなり無理してスピードを上げてきていて、体力の限界を感じることになる。
もう追いつけないという気持ちからあっという間に団体がバラけていく。そんな様子を見ていた小野田が、待宮を先に行かせてはいけないと直感で思っている。みんなに声がけして、一緒に先頭を目指す人を探す。このまま小野田は集団に飲まれて置いていかれるのか、という不安があっただけに意外にも早い立ち直りと感じる。
三日間のレースで精神的に成長しているのだと感じる場面。
・福富の面影を感じる荒北
小野田が荒北に一緒に走ってほしいと頼み込み。荒北は荒い口調でなんだお前、と突き放す。その対応に小野田はビビりまくり。怖いって思っている。そのことを正直に荒北に伝える。
高校生の1年生と3年生とはどのくらい年の差を感じていただろうか。小野田が荒北が怖いと感じるのも自然なことなのかもしれない。それでも自転車に対する思いを小野田が話していたり、その力強い視線を見て、荒北は小野田の中に福富の空気を感じる。
それはつまり将来、小野田が福富ほどの実力になる可能性があるということなのか。一緒に走られると知って、小野田が加速すると、その様子を見て、面白い奴だと感じている。こうして小野田は、箱学のメンバーに少しずつ認められていくのかもしれない。東堂も小野田に感謝していたし、荒北も小野田が面白い奴と感じ始めている。真波も小野田のことを認めているし、この先、小野田がどんな存在感になっていくのか楽しみと感じる。
<国道139号線なのだろう>
・道路が続く
荒北の走りに、小野田の視線はずっと下に向いている。見えてくるのは車線のみ。周りの様子が見えてこない。そんな展開の一話。その分、スピード感があって面白い。カーブと直線と。そんな感じがずっと続いているのが面白かった。
呉工業との対決が始まる予感のする一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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