こんにちは、Dancing Shigekoです!
初心者に希望を与える。
今回はアニメ『弱虫ペダル』第9話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#9 全力VS全力
小野田と今泉は一進一退の攻防を続けていた。峠まであと300メートル。一気に突き放そうとした今泉は、ダンシングで仕掛ける。金城も小野田がダンシングができないことを弱点と考えていた、小野田は鳴子に伝授されていた。とっておきとして、今泉が勝負を仕掛けてきたら、やり返せというものだった。
小野田は全力を出し切って、坂道を制していた。しかし、そこまでで体力を使い切ってしまい、リタイア。レースは今泉と鳴子の勝負になるのだった。
[感想]
小野田が鮮烈に自転車競技部にデビューを果たした一話。
・坂道を駆け上がる
どれだけの距離あったのか、詳細は覚えていないけれど。かなり長い距離を登ってきている小野田。頂上が見え始めてもひたすらペダルを漕ぎ続ける。名前の通り、坂道にはめっぽう強いのかもしれない。そんな予感がする。
・小野田を支えた鳴子の言葉
しかし、その精神力を支えているのは鳴子の存在。急勾配になってから、失速した鳴子に小野田は声をかけてもらって、登ってきていた。そこでいくつか助言ももらって、その助言を忠実に実行に移す。
いつの間にか、鳴子と小野田はお互いを信頼し合う仲間、友達になっていると言うのが羨ましい。今泉も小野田の友達っぽくなりかけていたけれど、それ以上の存在。一緒に秋葉原から帰ってきた時間がそれだけの関係を築き上げた、と言うことだろうと思う。
・坂道を制したのは
長く続いた坂道バトル。その勝者になったのは、小野田。初心者ライダーが坂道を制する。もちろんその後もレースが続くから、そこで勝負が終わりというわけではないのだけれど、ここまで辿り着くのに全力を出し切っている。もう動けなくなるほどの走り。
そこまで力を出し切ると言うのは、もしかしたら気持ちいいものなのかもしれない。
・まさかのリタイア
そのまま坂道を下っていくのか、と思っていたら、まさかの自転車から転落。精魂尽き果てたと言った感じ。レース最後まで走り切るのかと思っていたけれど、さすがにそこまでのミラクルは待っていなかった。それがまた自然な展開でいい。初心者でも坂道を必死に登り切った、でも体力などには絶対的に差があったというのは、程よくアリそうなサクセスストーリー。
監督が汗がひく前に着替えなさい、とTシャツを渡す。その服が実は峠を制したものに与えられるシャツだったと言うのも地味に気の利いた演出。面白い。
・レースの行方は
鳴子が地面に倒れている小野田に気づく。そして後は任せておけ!と手を叩き合う。
ここでもこの二人の強い関係が見える。もしかして勝負は鳴子が勝つのかな、と期待したけれど、そこは今泉が意地を見せた。
総北高校の自転車競技部は、これから期待の新人三人が中心になりそうな気配。
ウェルカムレースが終わりを迎える一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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