こんにちは、Dancing Shigekoです!
自転車で勝負、面白い。
今回はアニメ『弱虫ペダル』第6話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#6 ウェルカムレース
寒咲兄が小野田用のロードレーサーを用意していたが、渋滞に捕まり間に合わず、小野田はママチャリでスタートすることになる。
レースが始まる。市街地は今泉のペースに着いて行くようにと言うことで、今泉は特に急がずに走る。しかし一人飛び出して行く。
やがて市街地を抜けると今泉と鳴子が一気にペースを上げる。小野田もペースを上げようとするが、どんどん離されていく現実を突きつけられる。
ママチャリとロードレーサーの差を杉元に見せつけられ、呆然としているところにそこに回収車が追いつかれる。絶望していたが、寒咲兄にロードレーサーを渡されて、一気に走り出すのだった…
[感想]
レースの駆け引きが早くも見え隠れする一話だった。
・レース始まる
小野田はママチャリで参戦することになる。漫画だから、もしかして小野田が驚異的な速さを見せて、レースを引っ張る展開が待っているのかと思ったけど、そこまで非現実的な設定ではない事を知る。
どちらかと言うと、いかにママチャリとロードレーサーで差があるか、を見せる展開。こう言う現実さが見ていて、楽しめる。
・余裕を見せる今泉と鳴子
市街地は飛ばしても意味がない、今泉はそこまで言い切る。鳴子は余裕で付いて行って、一度小野田のところにまで戻ってくるほど。その時の助言がいい。
自転車というのは必ず浮き沈みがある。自分の波を掴んで、活かすのがポイントだと。それまで耐えて耐えて走ったらいいと。
軽いノリで結構力強い助言をしているのが面白い。
・我慢しきれない一人
キャプテンの指示で市街地は今泉について行くように。追い越さないように。そうなっていたにも関わらず、飛び出して行く一年(まだ名前を覚えていない、サッカー経験者らしい)がいる。
きっと彼は完膚なきまでにやられてしまうのだろうと、先が見える。こうして淘汰されて行く一年が出てくるのか、と言う印象。
興味はどこで追い付かれ、追い越され、実力の圧倒的な差を痛感するのか、と言うところだろうかな。
・飛び出すスピードレーサー
市街地を抜けると橋がある。そこを越えると同時に鳴子が飛び出す。それに対して今泉も何なくついて行く。この二人はこのメンバーの中では圧倒的な差があるのが見てとれる。
やはり三番手には小野田、四番手に杉元が入るのだろうと想像されるけど、ここも興味は小野田が追いつくのか?だろうか。
・ロードレーサーを得た小野田
完全なる敗北感に泣きそうになっている小野田。漕げども漕ども、差が開いて行く現実に必死にペダルを漕ぐ姿には悲壮感すら滲み出ている。
さらに回収車に追いつかれて、絶望。もっと走りたいと思っているのに自転車はガタが来始めている。走りたい思いをどん底まで突き落とす。
そこにロードレーサーを寒咲から渡される。その時のまだ走ることができるのだと言う、込み上げる熱い感情。5分以内に走り出さないと失格と言う言葉も聞こえていないほどに、ロードレーサーの感触を楽しんでいる。
案外、根っからの自転車乗りなのかもと感じさせる。ここからどんな勢いで追いついて行くのか。五分の差は大きいのではなかろうか。それでも追いつく、だから三番手に入ると言うことか。
一気に佳境に入った印象のウェルカムレース。行方が気になる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments