こんにちは、Dancing Shigekoです!
自転車の勝負を生で観戦してみたい。
今回はアニメ『弱虫ペダル』第30話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#30 荒北と今泉
残り4キロ。今泉と金城が前に出る。その二人を箱学の福富と荒北が追っている。福富は荒北に暴れてくれていい、と指示を出して、前方を走る二人を追わせる。一気にモードを獣のように切り替えた荒北がガードレール、車にあたることも恐れず、猛烈に追い上げていく。
そして残り2キロを切って荒北がついに今泉、金城の前に出る。しかし前に出られた今泉はそれを機に気持ちが切り替わって、再び追い上げていく。残り500メートル。金城が飛び出す地点では並んで通過していくのだった。
[感想]
1日目最終局面に入った一話。
<インターハイ初日のラストスパート>
・終盤の勝負
獣のように走る荒北。ガードレールにぶつかったり、車のサイドミラーにぶつかる。さらに曲がるときに姿勢を傾けすぎて足は道路を擦り、ヘルメットもまたガードレールに当たる。そんな強引な走りを見せてどんどん追い上げていく。
自転車で50メートルの差がどのくらいなのか分からないけれど、最後平坦な1キロに入って、一気に追い上げてくる様子。その獰猛な走りが印象的。こんな勢いで走ったらあっさり追いつかれそうと感じてしまう。
それに対して、今泉もタイミング良くコースを潰しに行って前に出させないようにしている。このわずかな駆け引きが面白い。前を行く選手がいかにコースを消すか、前に出ないようにさせるかがポイントなのだと分かる。そこを一瞬の隙をついて抜き去っていくのだから、きっとすごいスピードなのだろうって思う。
自転車、きっと奥が深いのだろうと感じる。
・のんびり並走する二人
巻島と東堂は坂を登り切って、あとはエースに任せると言うことでゆっくり走っている。それでも残り2キロまでは先頭を走っていた。そう考えると、そこからラストスパートをかけたら勝てそうな気もするのだけれど、そう言うものではないのか。
それだけ山登りで体力を使い切ってしまっているのだろうか。きっとそう言うことなのだろう、と少しずつロードレースの仕組みも理解してみる。
・そして現れた御堂筋くん
残り500メートルに入って、飛び出していく金城と福富。そして突如現れた御堂筋くん。一体どこからやってきたのか。全く気配がない中で現れる。これまでどうやって風よけを用意していたのだろうか。まさか、最後の最後で御堂筋くんがスルッと一位で終わるのか。1日目が御堂筋くんのやりたい放題になってしまうのだろうか。
<自転車に負けた過去>
・突っ張っていた荒北
中学2年まで野球をやっていた荒北。肘の怪我でエースの座から突如転げ落ちてしまった荒北は、それ以降、荒れていく。何をするにも楽しさを感じず、どんどん独りになっていく。野球部のない箱学に入学したものの、相変わらず独りだった。
そんな中、福富と出会う。因縁をつけていったけれど、表情ひとつ変えずあしらってくる。自転車と原付の勝負を挑まれ、応じたところあっさりと自転車に負けてしまう。
それ以降、福富だけを信じて、自転車にのめり込むようになったという過去を持つ荒北。どういうキャラなのかと思っていたら、かなりぐれた過去。自転車をしている選手にもいろんな過去の人がいるのだと。
最終的には今、輝いていたら過去は関係ないのだろうとも思う。
他のメンバーにはどんな過去が?もう一人箱学に選手がいたように思うけれど、1日目は姿を現さなかった。彼はどんな人なのか。ここの過去も気になる。
<箱根での戦いは続く>
・下りから直線
箱根の山、山頂を過ぎて下りに入る。箱根駅伝の下りは、走っている選手の足への負担が過ごそうって感じていたけれど、ロードレースで下っていく様子は、曲がりきれなかったら大惨事という印象のスピード感。頻繁にカーブがあって、ロードレースでは走りづらそうって感じてしまう。そこを猛スピードで下っていくのだから、命懸けだと感じてしまう。
実際に箱根山をロードレースの大会に使うことがあるのだろうか。
ラスト500メートルの行方が気になる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments