こんにちは、Dancing Shigekoです!
明日は祝日、また先に進められる!
今回はアニメ『弱虫ペダル』第29話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#29 山頂
東堂が先頭を走っていく。その表情にはいつもの笑顔がない。早く山頂に着いてしまいたいと思っている。巻島との決着を楽しみにしていたのに、戦う事ができないことに苛ついている。
後方から速い選手が上がってきては期待するが裏切られる。ところがとうとう玉虫色の頭という言葉を聞いて、巻島を確認。
そこから二人は山頂目指して本気のバトルが始まるのだった…
[感想]
巻島と東堂の戦いに決着がつく一話。
<勝利はどちらに>
・三分ビハインドから
巻島は余裕の表情で東堂に追いついてくる。そして、山頂目指してバトルが始まる。田所がトップを取ったようにここでも総北高校がトップを取るのか注目。
しかし三分離されていた状態から追いついてきたことを考えると、そのハンデは大きい。それでも東堂とガシガシあたりながら上がっていく。その様子が真剣勝負の中に、喜びが滲み出ている。
その姿がとても清々しく、どちらが勝ってもいいのだろうなと思わせる。
結果はハンデの分という感じで、当然といえば当然の結果だったのだけれど、その後の二人の様子が爽やかでよかった。
<楽しみを奪われた東堂>
・やり場のない怒りを滲ませる東堂
巻島が追いついてくるまでの東堂は、とにかく表情が暗い。周りからの声援に対して、普段なら軽いノリで答えるところを、今回は一切そんな様子を見せない。二年の後輩たちもあまりの異様な気配に体調が悪いのかと心配になっている。
その様子があまりにも痛々しい。このやり場のない思いを自分なりにどうやって納得させるか、そんな思いがヒシヒシと伝わってくる。
後ろから誰か現れては期待してしまう。その気持ちもまた分かるだけに、辛いだろうと。もはや勝負よりも終わってほしいって思いが、実に可哀想というか。それまでの軽いノリのキャラもここまで思い詰めてしまうと言うのがつらい。
それだけに巻島が追いついてきた時の、まさかという思いと、来てくれたんだ!という喜び。報われたって感じて、東堂によかったねと声が消したくなってしまった。
・影の立役者 小野田
巻島も東堂もこの箱根の山で決着をつけられることを喜んでいる。それが小野田のおかげ。二人は小野田に感謝している。
小野田はそのことを知らずに走っている。地味にいい仕事をしている小野田。巻島が、小野田がクライマーだと分かった時の喜びようとか、誰かの存在が影響するってのはいいものだと思う。
自分も誰かにこんな存在でありたいものと思う。
<箱根の山は続く>
・芦ノ湖が見える
東堂と巻島のぎりぎりの戦いが終わると、そこは芦ノ湖の湖畔道路。湖の青さと空の青さが印象的な場面。リゾート感が滲み出ていた。
ついに初日最終決戦が始まる予感の一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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