こんにちは、Dancing Shigekoです!
六太が一歩進む。
今回はアニメ『宇宙兄弟』第9話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#9 それぞれの覚悟
六太は日々人が遺書を書いていることを知って、日々人の覚悟を知る。
日本に帰国した六太は親に対してもその事を話すが、あまり気にしていないように見えて戸惑っていた。そんな中でB班の集いがあり、六太はみんなの思いを聞いて行くのだった…
[感想]
日本に帰国した六太が宇宙にかける思いを確認する一話。
・死の覚悟を考える六太
六太は日々人と二人宇宙飛行士になり、大気圏突入して地球に戻ってきていた。ところがパラシュートが開かず、墜落してしまう。
そんな悪夢で目が覚める。実際にあった事故が夢に出てきた形。日々人の遺書を見たために死ぬことを連想してしまう六太。
そんなに悪く考えず、ワーストケースの可能性は認識しておいて、今に注力したらいいのだろうけど、と感じる。難しいのかもしれないけど、日々人過去のことばかりに目を向けず、日々人の思いを汲んで、六太も今に集中できるようになったらと思う。
・そんな事は分かり切っている
六太が帰国して、両親が出迎えてくれる。JAXAの三次試験に進んだことを簡単にお祝いして、父親が新たに増やしたモノマネを披露。六太は日々人の覚悟について、親に話すものの、親はあまり深刻に受け取らない。その様子からは何を今更分かりきったことを言うのだと言う空気を漂わせる。
六太が宇宙飛行士になってもそれは同じなのだろうと。ただ親がそれで後ろ向きになっていたら子供の夢を潰してしまう、だから必要以上に明るく振る舞っているのではないかと感じてしまう。
それが六太の親の優しさなのではないかと。何も考えていないようで、深くたくさんのことを考えた結果の行動なのだろうと思うと、切なくなる。
親って子には分かってもらえないものなのだろうなと。
・新田家族と食事
六太は新田の家族と食事をしている。まだ園児の娘と綺麗な奥さん。六太にしてみたら理想の家族。
それでも宇宙飛行士になったら、娘と会えない時間が二年もあってその間にも大きくなって行く。自分はやりたいことのために時間を費やしているからいいものの、成長期の娘にとったら、父親のいない生活ってどうなのだろうと心配を口にする。
そう言った思いがある中でも覚悟を持って宇宙飛行士を目指している。父親っていうのはなんだろうって、この新田の思いを聞いていて思う。それは新田に限らず、世の中の多くの父親が抱える疑問であり、覚悟なのだろうって思う。なかなかつらい。
・冷たい視線は変わらず
B班メンバーが集まった飲み会が開かれる。おばちゃんが幹事をして、二次試験をパスした人たちにお祝いの言葉がかけられる。
六太のアメリカでのニュースを取り上げている人たちもいる中で、若手二人組、日々人のお兄ちゃんだから有利ですよね、と言ってきていた二人は相変わらず冷ややかな視線を送っている。こう言う人たちは最後までこう言う視線で人を見るのだろう。
もっとも一度持ってしまった印象というのはなかなか払拭しづらいものだと思うだけに、仕方ないのかもしれない。この二人が六太の足を引っ張るようなことがなければいいのにと願ってしまう。
・三次試験はいかに
てっきり二次試験が終わり、次が最終選考だと思っていた。実は三次試験が待機しているとか。しかも、二次試験と違って準備期間がほとんどない。こんな状態で六太はどうなる?
一体どんな試験なのか?こんなに試験があったら、突破しただけで疲弊してしまいそう。宇宙飛行士って、本当に狭き門をくぐってきた人たちなのだと分かる展開。
三次試験はどうなるのか気になる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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