こんにちは、Dancing Shigekoです!
日々人は克服できるのか?
今回はアニメ『宇宙兄弟』第72話を紹介します!
[内容]
#72 日々人の障害
ヒューストンでの訓練が再開した頃、日々人はプールでの無重力訓練で過呼吸を起こしてしまう。パニック障害だと言う。そのことをシャロンにも相談していた。そしてロシアに向かいながら早く治さないと考えていた。
六太はローバーの問題を色々と聞きながらアイデアを思い浮かぶ。以前働いていたミラクルカーに電話を入れて情報を仕入れるなどして、バトラー室長にプレゼンするまでのところに来るのだった。
[感想]
六太と日々人が月ミッションの訓練を受ける日は近いのか?
・日々人を気遣うNASA職員
月面から地球に戻った日々人。訓練が再開する。今日はいつもと真逆のことを言うぞ、と教官に言われ、ただのプールだと思って入っていけ、とプールでの訓練が始まる。ところが沈んでいくなりすぐに日々人がパニック障害を起こす。
みんな何が起きた!と心配はするけれど、決して、それを悪く捉える様子がない。プールぐらいで何びびっている?と言ったことを思っている感じの人は誰一人としていない。バトラー室長も、パニック障害になったことを悪くは思っていない。純粋に早く治せと気にかけている感じが滲み出ている。
結構、みんな優しいというか、当たり前のことなのかもしれないけれど、みんなが宇宙飛行士のサポートを最大限にやろうとしているのが伝わってくる。こういう環境というのはいいものだと思う。
・アイデアは意見を発散させて
ご飯を食べながら、ローバーに関する意見を出し合っている。みんながこれまでに考えてきたようなアイデアを口にする六太。重くするのがいいのではないかと。すると、50kgほど重くしようと思ったら、300kgの重さのものが必要だと。そこまでは良かったのだけれど、宇宙に持っていこうとするためには費用がかかり、2億ドルほどかかると言う。宇宙での開発が難しい理由を垣間見た。
地球上で何かを作るのとは訳が違うのだと理解。すごく当たり前のことだけれど、あまり意識していない部分だった。
そんな作るための制約を再確認して、アイデアを出し合っていると六太が「あ」と漏らす。そこから何か思いついた気配がある。ゴールに近づけるのか。
・月面ミッションにアサインされない理由
六太が月面に行きたいことは誰もが知っている。バトラー室長も知っている。ブライアンとエディが実現できなかった兄弟で月面に降り立つ夢をみんなで叶えたいと思っている。
興味深いのは吾妻がバトラー室長に掛け合っていること。なぜ月面ミッションの訓練をさせないのかと。実力は十分だと考えていることを伝える。するとバトラー室長が本心を漏らす。実は日々人のパニック障害が原因だと分かる。日々人の治療が済むまでは、焦らせないようにした方がいいという医師の判断だと言う。そんな背景があったとは意外。単に実力不足と思っていたわけではなく、まずは日々人が船外活動をできるように戻ってもらうことに専念しようと思っていたと言うのが意外。細かい配慮があることに驚き。
しかし印象的だったのは、吾妻は六太が月面ミッションの訓練を始めた方が日々人の回復には効果があると考えている。この辺り、南波兄弟の事は吾妻の方が知っているように感じられた。
六太が日々人と同じ月面ミッションの訓練に入る日が近いかもと感じる一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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