こんにちは、Dancing Shigekoです!
日々人の日本一時帰国ではどんな出来事があるのか?
今回はアニメ『宇宙兄弟』第68話を紹介します!
[内容]
#68 二つの鍵盤
六太はシャロンの手紙を読んで元気がないのを感じる。それで大きな郵便を送っていた。
日々人が日本に帰国する。大勢の人が待つ中、空港からJAXAへ移動。翌日は凱旋パレード、子ども講演会と参加。次の予定まで2時間あるタイミングでシャロンを訪れ、シャロンにキーボードをプレゼントするのだった。
[感想]
日々人が日本に帰国する一話。
・訓練中にシャロンの手紙
六太は飛行訓練の合間にデニールが愛用している屋上のハンモックで休憩する。そこでシャロンから届いた手紙を読んでいる。2回目に届いた手紙の内容に元気がなくなっているのを感じ取る。文章からでもシャロンの心境を読み取ることができる六太。このあたりが六太の優しさだと感じる。
そして元気づけようと思って、大きな荷物を日本に送る。一体、それは何なのか。
・日本に帰国する日々人
宇宙飛行士で、日本人初の月面着陸者ともなると人気はすごい。空港に集まってくるファン。そしてみんなうさぎの被り物。日々人の付き人が、日々人に日本に着くなり、これをかぶってくださいと同じ被り物を渡す。さらにイエーイって言ってくださいね、とお願いしている。
最初は拒絶していた日々人。いざゲートを出てきたと思ったら、ちゃんと被り物をかぶっている上に、イエーイというのだからサーブス精神旺盛。そして有名人というのは大変だと思う。普通に自分の仕事をしているだけなのに、勝手に人気が出て、みんなの前でしたくもないパフォーマンスをしないといけない。自分の気持ちを殺して、わざわざピエロになって見せる。
さらに凱旋パレード。一体、どんな心境なのか。見ず知らずの人たちが日々人に声をかけてくる。歓声を上げている。
分刻みのスケジュールでも組まされているのか、JAXAへ行き、パレードに参加して、子ども講演会に参加。無邪気な子ども達の質問に答えて、夢を膨らませてあげている。
なんだか、大変。宇宙飛行士とは、国家公務員なのだろうか、と思ってしまった。
・本当にすごい、この兄弟は
限られた時間で日々人がシャロンを訪れる。首相に会う予定があるから2時間後に戻ってくるように釘を刺されている。久しぶりに会うシャロンと会える時間が2時間。短い。それでもいつ調達したのか大きな荷物を持って歩いていく。おそらくキーボードなのだろうな、と思って見守っていると、案の定、日々人がシャロンに広げて見せる。
思わず涙を流して喜ぶシャロン。その本当の意味は、キーボードに対してではなくて、日々人も六太も二人ともシャロンのことを本当に心配してくれて、元気づけようと同じものを用意してくれたことに対する感動の涙だったのだろうと思う。
この場面、見ていて自分自身にも熱く込み上げてくるものがあった。こういう人間関係というのに憧れる。こういった兄弟に憧れる。誰かのことを心配して、励ますために同じものを用意する。二人とも同じことを考えている。
実にいい。思い出しても、涙が込み上げてくる。いい場面だった。
シャロンを元気付けさせる方法に感動する一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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