こんにちは、Dancing Shigekoです!
六太の訓練は続く。
今回はアニメ『宇宙兄弟』第66話を紹介します!
[内容]
#66 二つのノート
ヤングとの飛行訓練が始まる。ヤングは時には頭のノートに入っているだろう、と言ったり、これは心のノートにメモっておけと言いながらいろんな話を聞かせてくれる。
六太はヤングの不思議な行動に疑問を抱きつつも訓練について行っていた。シャロンからの手紙を見て、自分の訓練もひたすら頑張るのだった。
[感想]
飛行訓練が本格化する一話。
・Gスーツを着せられる六太
六太はなぜかGスーツを着せられる。通常は4Gを超える時だけ着用するもので、他の訓練生は着ていないと言う。早くも特別待遇の六太。ちなみに日々人もGスーツを着て訓練していたと。
そして飛び出していくヤング。
アクロバティックな飛行をして、遠くから見ている日々人もわざわざ回らなくてもいいのに、大変だと思っている。日々人はそこに乗っているのが六太だと知っているのだろうか。
ケンジと同じ時にフライト訓練がある場面があり、六太はGスーツを着ている。ケンジは着ていないと言うギャップも印象的。トップランクの教官は使わないのだと。
これだったら六太の方が圧倒的に早いスピードで成長できるように感じた。ヤングは、映画『トップガン』で言うところもマーヴェリックと言う感じなのだろうか。興味深い。
・無理難題をぶつけてくるヤング
前方を飛んでいる2機の間をぶち抜いてやれ、とヤングが六太に指示。
目隠し飛行という訓練をしている中での指示。計器を信じて飛ぶしかないという。
目視を頼りにしないのは、それだけ飛ぶ速さが速くて、周りの景色が一瞬で変わっていくから、ということのなのか。
機体に穴の空いた戦闘機が展示されていて、それはヤングが鳥にぶつかられて空いた穴だと説明している。レーダーを見ていたら鳥の接近に気付けるのか。目視では鳥に気づいた時には遅すぎると言う感じなのが分かる。
パイロットと言うのはかなり運動神経に長けているのだろうと思う。視力の悪い人には難しいのだと知る。
・遺伝を信じるヤング
なぜ歩けるのに杖や車イスを使っているのか、と六太がヤングに質問している。
するとヤングは突飛な質問を六太にする。「ムッタは遺伝を信じるか?」と。
何を言い出したのかと思いきや、体型などからいろんなものが父や祖父と一緒だと言う。だから二人とも足を悪くしたから自分も必ずその日が来るだろうと言う。
遺伝だと言われてしまうとそうなのかもしれないけど?実際はどうなのか?
理由はともかく、いずれ足が悪くなると思うから今のうちから練習しているのだと言う。この辺りは前向きだと心底思う。その日に備えていると言うのは、突然足が不自由になるよりも圧倒的に精神的に有利だと思うし、こう言った姿勢は学びになった。
・訓練を続けるシャロン
六太が飛行訓練を続ける頃、シャロンもまた訓練をしている。
ALSで手足の自由が無くなって行く中、文字を書く練習をしているのだと言う。その成果を見せるために手紙を書くようにしたと言う。
ヤングだけではなく、シャロンも訓練。決して諦めるのではなく、良くなると信じている。気持ちで病に負けてはいけない、と言ういい例。当事者になってみないと分からない部分はあるにしてもシャロンの姿勢は将来の、今の自分にいい手本になるものだった。
訓練こそ、成長の糧だと感じる一話だった。
前回感想→こちら
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それでは、また次回!
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