こんにちは、Dancing Shigekoです!
人物像が面白い。
今回はアニメ『宇宙兄弟』第2話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#2 俺の金ピカ
六太はJAXAの一次選考の案内にどうするか、迷いながら就職活動を続けていた。そして町の修理工場で働き始めていた。
一次選考の日が近づいても結論の出ない六太はシャロンのところに遊びに行っていた。久しぶりにトランペットを演奏して、原点を思い出し、一次選考を受けることに決める。
見事一次選考を突破した六太は二次選考の面接を受ける。椅子のネジが緩んでいるのが気になって、集中できずにいるのだった。
[感想]
六太の宇宙飛行士への夢が動き出す一話。
・迷った時の相談役
再就職活動を進めながら、一次試験を受けるか悩む六太。そこで登場するのが幼い頃に通っていた音楽の先生。いつも困った時には一人でやってくるという。印象的だったのは、いつしか六太は日々人にできる兄であり続けたい、と思うようになって失敗を恐れるようになった、と言う。
そう言った細かい変化までしっかりと見ていてくれている人がいると言うのがすごく羨ましい。
さらに迷っていることがある時に相談できる相手がいる。決して多くを語るのではなく、自ら答えを見つけられるようにヒントだけを差し出してくるスタンスに見えるところがいい。演奏しようと提案。その中から昔は何にでも挑戦しようと思っていた自分の姿を思い出すきっかけを与える。
こういう形で寄り添えるのは大切。
・子供の頃の夢
そんな六太。シャロンと話をしたことで、忘れていたものを思い出していく。宇宙飛行士になりたいと思っていた頃の思い。
自分の子供の頃の夢は何だっただろうか。すっかり忘れてしまっている。あったのかどうかすら怪しい。
こうしてしっかりと持っていた夢を再び追いかけることができるというのはいいものだと思う。
・修理の実力
ここまであれこれと考えるだけで、まだ仕事そのものの実力は分からない感じの六太。自動車開発の主任をしていたから、実力はあるのだろうけど、明示されていない。
今回、その腕前が存分に発揮される。車の修理・整備の仕事が舞い込んでくる。店長は不安な表情を浮かべていたが六太はささっと作業を進めていく。ここに能力の高さが明らかになる。
過去に宇宙飛行士を目指していただけのことはある。
・ネジの緩み
その六太の実力が存分に発揮される場面の一つに面接があった。椅子に細工されたネジが気になって締めようとしている。
その時の心の声がいい。人を宇宙に運ぼうとしているJAXAでネジ一本緩んでいていいのかと。整備不良が命取りになることを強く意識しているのが伝わってくる。
どんな仕事が求められているかを理解していて、そこを目指した仕事になっているかぎ直感で分かるのだろうと感じさせる。六太の潜在能力(顕在化しているかも)が伝わってくる場面だった。
・候補生二人
面接の後に食事をしている。そこに真壁と知り合う。まだ面接の結果が出ていないのに仲良くなっている二人。31歳だという二人。それなりに社会人経験を積んでJAXAを目指す。ちょうどいいのかもしれない。
さらに同じ食堂で食事をしている女性に気づく。この三人だけが、椅子の細工に気づいたと言う。
二次試験を突破することは間違いないのだろうけど、この三人の出会いが二次試験の合間の食堂だったと言うのが、面白い。
六太が確実に進んでいる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comentarios