こんにちは、Dancing Shigekoです!
楽しみが続く。
今回はアニメ『宇宙兄弟』第13話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#13 3次元アリ
新田は手首が生体モニターだと考え、常に冷静であろうとしている。走りながら計算する課題、さらには宇宙開発へお金を費やすことにクレームをあげているジャーナリストに対する抗議文の議論でも冷静に考えを巡らせている。六太は抗議文は出す必要がない、と言い切るのだった。
[感想]
新田の内面が見え隠れする一話。
<次々と課題>
・走りながら演算
ランニングマシーンで5分間走っている間に何問演算が解けるか。最初の課題は運動+頭脳のコンビネーション。その演算が2桁かける2桁の掛け算とか、暗算するには大変そうなもの。宇宙飛行士を目指す人たちは、こういう計算の演算方法を工夫しているのだろうかと興味。答えが5桁になるような計算は、あっさり間違えそうな気がする。そんな課題をこなしていくのだからすごい。
伊東せりかは持久力はトップだったけれど、ここでの結果はどうだったのか。
・文字打ち込み作業
続いて、A4の紙にびっしりと書き込まれた文字列をパソコンのワードファイルに打ち込む課題。どういう風に打ち込むのが精度高いのか。新田は、この課題を黙々とこなしていく。古谷はブツブツ文句を言っている。どういう反応が期待された反応なのだろう。
宇宙飛行士だけ、一般的な人たちよりも長けていないといけないということなのだろうか。自分もこの課題を与えられたら、ブツブツと言ってしまいそうな気がする。それとも課題とわかっていたら、いかに効率よく間違い少なく打ち込めるかを考えるだろうか。
・抗議文作成
最後はグループディスカッションで抗議文を決めるというもの。六太が昔聞いた話を思い出す。1次元アリから2次元アリ、3次元アリと。宇宙に行くのは3次元アリと同じようなものだというその例えを思い出す。その話を出そうか、と考えるものの、それで納得いくような批判者ではないだろうと考え、ではどうするかと考えを巡らせている。そして出した結論は抗議しないというもの。
この回答がすごいと思った。抗議文を作成してください、という課題に対して、抗議しないという全く違った視点での回答。前提条件すら、変えてしまう柔軟な発想が面白い。
実際、那須田理事長は、抗議文を実際に発行するのをやめるきっかけになった感じだし、評価は高かったのではなかろうか?
<個性が発揮されていく>
・常に評価を意識
新田は腕に巻かれたバンドの事や、課題を通じて見せるメンバーの反応を見て、それはJAXAが求めている人財ではないはずと決めつけている。このスタンスは果たして正しい判断なのか、JAXAはもっと違うところを見ていそうに感じる。新田は残るのだろうか。A班からは無難に伊東せりかと六太が残ると踏んでいるのだけれど、どうなのだろう。
・ルービックキューブ男 富井
抗議文を考える課題。その時でも紙に何かを書くでもなくひたすらルービックキューブをしている富井。
真壁に意見を求められて発言。その内容が異次元。著名人の言葉を引用してきて、そこから自分の意見に結びつけていく。この独特の思考力が評価されて最終選考に残ったのだと分かる。
その後、どうなるのか。この班の中で選ばれることはなさそうな感じではあるけれど、何かしらの影を残していきそうな濃いキャラ。
<二週間は同じ場所>
・閉鎖空間
閉鎖空間には打ち合わせスペース以外に運動スペースがある。案外、中は広いのかもしれない。外から物を届けられる小窓はまるで監獄って感じもあって、何かと工夫がされていそうな施設なのが見えてくる。
他にどんなスペースがあるのだろう。
・監視室
JAXAの職員が候補生たちの様子を見ている部屋がある。まるで宇宙船と通信する部屋のよう。JAXAの職員は遠くから監視することに慣れているのかもしれない。四六時中見られていると思うとプライベートなんてない感じ。
逆に見る側のJAXA職員は評価目的だけに見ているのだろうか?大変そう。
課題をこなしていく中で個性が見えてくる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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