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アニメ『宇宙兄弟』第1話 宇宙はすぐそこ

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 2022年9月1日
  • 読了時間: 3分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 もう一本アニメを見始めました!


 今回はアニメ『宇宙兄弟』第1話を紹介します!


[内容]

#1 弟ヒビトと兄ムッタ

 南波日々人が日本人初の月面着陸する宇宙飛行士になる記者会見をしている頃、南波六太は上司を頭突きして、会社をクビになっていた。

 六太は実家に帰って再就活を続けていたが、なかなか仕事に就けずにいた。その彼の下にJAXAから書類選考通過の知らせが届くのだった…


[感想]

 宇宙に思いを馳せる対照的な兄弟を描く一話。

・対照的な二人

 何をやっても平均点、あるいは会社をクビにされ、その後の就職活動ではことごとく断られると言う点ではうまく行っていないムッタと、NASAの記者会見で月面着陸する初の日本人として注目を集めるヒビト。

 光と影と言う関係に見える二人。

 兄弟というのはそう言うものなのか?アニメ『青のエクソシスト』の奥村燐と雪男みたいにコントラストをつけるのが、主人公の描写としては王道と言うだけかもしれない。


・弟思いの兄ムッタ

 ムッタは仕事ができなくて会社を辞めたわけではないところが興味深い。きっと家族の誰にも話さないのだろうけれど、課長に弟ヒビトのことを馬鹿にされたから、カッとなって頭突きしてしまったと言う流れ。

 仕事自体は車の開発主任をしていたと言うのだから、それなりの切れ者だと思われる。ただずっと再就職できないと言うのを描くことでできの悪い兄感を出しているだけのように思う。実際はすごいのだろうと想像してみる。


・兄思いの弟ヒビト

 一方のヒビトは比較的順調に人生を歩んでいる印象。子供の頃のUFO事件以来、宇宙飛行士になることを思い描いて、努力をして今に至っていると言う感じ。

 それでもムッタのことを突き放す気配はなく、むしろムッタの実力を知っていて、引っ張り上げようと裏で手を引いている。そんな思いが見える。

 会社を辞めたことを決して非難するでもなく、信じて見守っている様子は兄思いなのだろうなと伝わってくる。


・幼い頃の思いを音で聞く

 そんな二人の思い。幼い頃にカセットレコーダーを持って自然の音を録りに出かけている。そこで見たUFO。

 その時にした言葉が音声として残っている。これって、とてつもなく羨ましい出来事に思う。昔の自分の思いを音声で聞くことができる。日記でも、人伝いでもなく、生の自分の声。こんな体験できたら、今の自分の人生が少しは変化しているのかもしれない。


・静かに開く宇宙への道

 そしてJAXAの用紙が届く。一次選考を通るムッタ。再就職のために数十社面接を受ける行動力を考えても、ムッタはたまたま失業していたのだと思えば、このJAXAからの用紙は驚くことではないのかもしれない。

 最初見た時は、そんなに都合の良くは行かないのでは、と突っ込みたくもなったけれど、冷静に振り返るとムッタは決して無能ではなさそうと思えるだけに、自然なにがれなのだろうと思った。


 兄ムッタも弟ヒビトを追って宇宙を目指し始めたのが印象的だった。


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!



 
 
 

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