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アニメ『七つの大罪 憤怒の審判』 混沌の余韻と希望の未来──『七つの大罪』は本当に完結したのか?

  • 執筆者の写真: Dancing Shigeko
    Dancing Shigeko
  • 5月1日
  • 読了時間: 4分

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 七つの大罪はメリオダスを止められるのか。


 今回はアニメ『七つの大罪 憤怒の審判』を紹介します!


[基本情報]

 原作:鈴木央

 監督:西澤晋

 シリーズ構成:池田臨太郎

 キャラクターデザイン:西野理恵

 編集:内田恵

 音楽:澤野弘之、和田貴史

 プロデューサー:高林庸介

 アニメーションプロデューサー:門貴治、坂本佳亮

 アニメーション制作:スタジオディーン、マーヴィージャック

 制作:「七つの大罪 憤怒の審判」製作委員会、テレビ東京

 主題歌:岡野昭仁『光あれ』

     雨宮天『永遠のAria』

     SawanoHiroyuki[nZk]:ReoNa『time』

     UVERworld『NAMELY』


[登場人物]

メリオダス:梶裕貴

 憤怒の罪(ドラゴン・シン)。魔神王になろうとしている。

エリザベス・リオネス:雨宮天

 リオネス王国の第三王女。女神族の記憶が蘇り、永遠の輪廻の呪いが発動している。



[内容]

 メリオダスが魔神王になるのを阻止するために七つの大罪が力を合わせる。

 バンは煉獄からメリオダスの心を連れ戻そうとしている。

 キャメロットでは、マーリンたちがメリオダスが魔神王として目覚めるのを阻止しようと、リュドシエルと力を合わせて戦うのだった。



[感想]

 聖戦が描かれるシーズン。

・散りゆく者たち

 今回の戦いで多くの犠牲者が出た。四大天使もほぼ全滅。十戒もほぼ全滅。そして七つの大罪にも犠牲が出て、厳しい戦いだったのを感じる。

 最初に予想していたのは聖騎士の中でも犠牲が出るのでは?というところだったけれど、ここは意外にも無傷。聖騎士たちは想像していたよりもタフだったのが、実に意外な結末。

 逆にその辺りの犠牲が出なかったのは、四大天使や七つの大罪が体を張って戦ったからなのかもしれない。

 戦いに犠牲はつきもの。とは言え、多くを失うのは、いつだった悲しいもの。エスカノールが散っていってしまったのが悲しい展開だった。


・聖戦とは

 魔神族がブリタニアに現れ、街を襲っていく。その攻撃を押し返すのに聖騎士たちが戦っている。この魔神族と人類の戦いが聖戦ということなのか。

 魔神族には自分達の意思があったのだろうか。魔神王が敗れると同時にいなくなり、戦いが終わる。聖戦とは、実際には魔神王との戦いだったということなのかな、と感じる。

 3000年続いた聖戦、それは魔神王がずっと世界に恐怖をもたらし続けていただけのことなのだと感じた。

 もっといろんな種族がそれぞれの目的達成のためにぶつかり合うようなイメージがあるだけに、聖戦という割には魔神王のワンマンな戦いだったことが拍子抜けとい感じだった。


・姿を見せなかった最高神

 メリオダスに永遠の生命の呪いを課した最高神。最後まで姿を見せることなく終わる。もうこの世に存在していないということなのか。その辺りがはっきりと分からず。エリザベスの呪いは魔神王がかけたから、魔神王を倒したら、呪いが解けるのも理解。

 しかしメリオダスの呪いはなぜ解けたのか?魔神王の力を手に入れて、呪いのもとを自ら破壊したからなのか。最高神がいなくても呪いは残り続けていたということだったのか。

 少しすっきりしない感じ。

 またどこかのタイミングで最高神が妨害してくることはないのか。

 最高神と混沌、この辺りがこの先、平和を脅かす存在になるのではなかろうか。


 長き戦いが終わり、真の平和が訪れたと感じるシーズンだった。


[各話感想]

 第8話 現世へ!

 第10話 マエル舞う!

 第13話 聖戦終結!?

 第15話 魔神王再び!


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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