アニメ『メジャー 第5シーズン』第11話 天童の覚悟と吾郎の継投──韓国戦で描かれる“思い”のリレー
- Dancing Shigeko
- 5月26日
- 読了時間: 3分
更新日:6月26日
こんにちは、Dancing Shigekoです!
日本代表はチームをまとめていけるのか。
今回はアニメ『メジャー 第5シーズン』第11話を紹介します!
[内容]
#11 男じゃねぇ!!
日本代表のストッパー天童が采配に文句をつけている。彼の思いを組んでその場は佐々木監督が鎮めるが肘の状態を考えて、中継ぎにシフトするという。それでも佐々木監督の思いに応えようと、韓国戦、天童は8回に登板。二人は順調に抑えるが、三人目のバッターで肘の痛みがひどくなり始める。立て続けに打たれて、一打同点のピンチ。ピッチャー強襲のヒット性のあたりを足で押さえてなんとか失点を逃れ、降板。
吾郎が後を継いで、しっかりと抑えるのだった。
[感想]
韓国戦を迎える1話。
・実績に対する自負
天童がベネズエラ戦の最終回、あの場面では自分が登板するのが筋ではないのか、と監督に不満を言っている。そこには五年連続セーブ王という実績を残してきた自負が見える。実績に対して、自信を持っていて、自分をアピールできる。この辺りはスポーツ選手として必須のスタンスなのだろうと感じる。おとなしく指を加えて待っていてはチャンスはやってこない、ということなのだろう。
会社員もこのくらい自分の実績に対して、成果に対して自信を持ってアピールできる必要があるのだと、日頃のスタンスについて考えを巡らせるきっかけになる。
・故障を隠して
天童は右肘を痛めている。しかし悟郎は天童の投球練習を見て、そのことに気づく。当然、佐々木監督も気づいている。隠せていると思っているのは、実は本人だけという。それでも天童を代表に招集するのだから、佐々木監督の温情というか信頼というか。
ここまでやってもらって結果を残せなかったら、と奮起するのも分かる気がする。この人のために頑張る、という気持ちがあるのはすごくいい。
職場にこの人のためになら頑張ろう、と思える人を見つけるのも大切と感じる。
・思いを継投
天童が8回投げ切るつもりでスリーアウトを目指す。後一人抑えれば、その気持ちで肘の痛みを堪えて渾身の力で投げていくが打たれてしまう。その後の気持ちがすごい。絶対に点を取らせない、その一心で足でボールを止めている。結果的にはそれで降板することになるのだけれど、これだけのプレーを見せられて、吾郎が黙っているはずもなく、韓国の後続をきっちりと抑える。
思いも継投されていく。誰かの思いを受けて、自分の仕事をこなす。これまた仕事でも同じことなのではなかろうか。仕事を受け取るときにそれはそこまでの人の思いを引き継いでいるというのを感じるのが大切と思った。
天童の姿は会社員にも通じるものがあると感じる1話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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