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執筆者の写真Dancing Shigeko

アニメ『プラネテス』第7話 月は治療の場

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 月で仕事が始まる?


 今回はアニメ『プラネテス』第7話を紹介します!


[内容]

#7 地球外少女

 ハチマキは足の治療のため、病院に1週間入院することになった。そこで地球を眺める女性ノノを見つける。彼女が海について聞いてくる。月は一時的に体調を整えて、最終的には地球に行って治療するところ。彼女は12年間月にいると聞いて、相当重たい病気なのだと思ったハチマキは詳しく聞けずにいた。

 ハチマキが退院の日、隣のベッドにいたローランドがいなくなっていた。空港へ向かう途中にローランドが宇宙服を着て倒れている。彼は宇宙で22年仕事をしてきた。死に場は宇宙と決めていた。彼の遺体を月の病院に送った時に、ノノと再び会い、彼女がルナノイドだと知るのだった。


[感想]

 ハチマキが月で生まれた少女と知り合う一話。

・月の役割

 この世界では月は一時的に滞在する場所の扱い。怪我や病気という時にすぐに地球に戻ることはできない。ある程度の回復を待ってから、地球に戻る。その一次治療場所が月。だから月に滞在する人というのは、長期間滞在しないのが一般的。

 それにもかかわらず、ハチマキが知り合った女性(実際には少女)は12年間いるという。一体どんな重い病気なのか、と思ってしまい聞けずにいる。

 宇宙生活が始まると、こういった一時立ち寄り場所という場所ができるのだと思う。この世界観、結構、いろんなことを考えて作られていると感じた。


・軽い嫉妬?

 いつもハチマキのことを先輩と呼んでいるタナベ。いつからか、ハチマキに好意を抱いていたみたい。ハチマキがノノと楽しくゲームをしている様子を見て軽く嫉妬。大人の女性と遊んでいると勘違いしたのだろう。

 タナベがハチマキに好意を持つような出来事ってあっただろうか?いつも言いたいことを言いまくっている粗野な感じの中にも正論が含まれている部分に惚れたのだろうか。

 タナベの心のうちが聞ける日はいつ来るのか。


・月生まれ

 ノノが月生まれだと知って驚くハチマキ。世界で四人しかいないという。宇宙で生まれると、今度は地球の重力に耐えられない体なのだという。この辺りの設定もリアルだと思った。月の役割の設定といい、宇宙生まれの設定というよく考えられていると感じた。


 近い将来の宇宙での生活を描いている感じがする1話だった。


 前話感想→こちら


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!


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