こんにちは、Dancing Shigekoです!
タナベはどうなる?
今回はアニメ『プラネテス』第25話を紹介します!
[内容]
#25 惑い人
フォン・ブラウン号に乗って木星を目指す最初のクルーが紹介される。その中にはハチマキも含まれていた。出発前、最後の休暇、ハチマキは五郎に連れられて地球に戻ることになっていた。しかしハチマキは一人月面を歩きに行って酸素不足になる危険を冒していた。
月から地球に戻るまでの間にデブリ課へ行き、タナベの遺書を見つける。彼女がテクノーラを辞めたことを知る。地球に戻ってハチマキはふと思い立って北海道を目指して走っていく。考えに耽っていたら、海に落ちる。そこで宇宙とは何かに気づくのだった。
[感想]
ハチマキが迷い迷う一話。
・ハチマキとハキム
前回、ハチマキがハキムに対して撃つことができたのか、分からずじまい。その直後を描かず、時は半年経って、フォン・ブラウン号の乗船クルーの発表式になっている。すっかり地球防衛戦線の活動は過去のもの。そしてハキムとの対決がどうなったのかが曖昧のまま。
そのまま描かれないのか、と思ったら途中でハキムとの出来事が描かれる。
ハチマキはハキムに向かって撃つことができたのか?
結論は撃とうとした。トリガーも引いた。ところが弾切れでハキムを殺すことはできず。そのあと、爆発が起きてハキムはどうやら爆風に巻き込まれて死んだ感じ。
その出来事が尾を引いている。結局、ハキムを自分の手で殺すことができなかったことを悔やんでいるように見える。
実際のところ、どうだったのか?もしそこで殺していたら、ハキムの言うとおり、ハチマキは修羅に落ちていたことだろう。結果、オーライだったのだと思う。そしてこういう出来事こそがハチマキの強運を表しているのだと感じた。
・タナベとクレア
タナベは結局、クレアの酸素を奪って一人で生き残る道をとったのか?この結末も冒頭描かれず。ハチマキがデブリ課にいくとタナベのデスクには遺書がある。意味深な見せ方。タナベは亡くなったのか?と一瞬思わせる。
幸い最悪の事態ではないことが課長と係長の二人が入ってきて明らかに。しかし会社は辞めて地球に戻ったという。連絡先を渡されたハチマキ。なぜ地球に戻ったか、その理由は語られない。
結局、あのあとどうなったのか、分からずじまいで終わりそうな気配。
・ハチマキとタナベ
ところが地球でハチマキが千葉から北海道までバイクを飛ばしていく。一体何時間走り続けたのか。1日で行ける距離なのか?などと思うところはあるけれど、とにかくハチマキが北海道まで向かっていく。海に落ちて出てきたら、偶然、タナベが通りかかる。しかも車椅子。何が起きたのかが明らかになる。
救助されたけれど、酸欠状態が長く続いて神経がダメージを受けたという。クレアは無事助かってどこに行ったのか。
偶然の再会。最初から最後まで”愛”を語っていたタナベの意図をハチマキが理解。最後はこの二人が丸く収まる予感。
ハチマキのモヤモヤはやっと解消されたように感じる一話だった。
前話感想→こちら
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それでは、また次回!
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