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執筆者の写真Dancing Shigeko

アニメ『プラネテス』宇宙はゴミだらけ!?

 こんにちは、Dancing Shigekoです!


 宇宙ゴミ(デブリ)を回収!


 今回はアニメ『プラネテス』を紹介します!


[基本情報]

 企画:内田健二、上埜芳被、松本寿子

 監督:谷口悟朗

 シリーズ構成・脚本:大河内一楼

 キャラクターデザイン:千羽由利子

 コンセプトデザイン:設定考証 - 小倉信也

 メカニカルデザイン:高倉武史、中谷誠一

 美術監督:池田繁美

 色彩設計:横山さよ子

 撮影監督:大矢創太

 編集:森田清次

 音響監督:浦上靖夫

 音楽:中川幸太郎

 取材協力:JAXA(宇宙航空研究開発機構)

 プロデューサー:河口佳高、湯川淳、植原智幸

 製作:サンライズ、バンダイビジュアル、NHKエンタープライズ21

 主題歌:酒井ミキオ『Dive in the Sky』

     酒井ミキオ『Wonderful Life』

     Hitomi『PLANETES』


[登場人物]

星野八郎太:田中一成

 テクノーラ社デブリ課の船外活動員。マイ宇宙船を手に入れることを目標にしている。

田名部愛:雪野五月

 テクノーラ社デブリ課に配属になった新人。星野の下で船外活動員として訓練を受ける。


[内容]

 テクノーラ社のデブリ課に新人のタナベが配属される。彼女は船外作業員として、ハチマキの下で訓練を受けることになる。粗野で野蛮な感じのハチマキとなんでも愛で物事を片付けるタナベのデブリ課での仕事が始まるのだった。


[感想]

 宇宙ゴミ(デブリ)を回収する人たちの物語を描く作品。

・近い将来やってくる問題

 以前、漫画で読んだ時はまだあまり内容が響かなかった。

 今回、アニメで見ていると、かなりど真ん中に響いた。近い将来やってくるであろう世界観。人類はどこに行っても環境を破壊して、その裏で環境を維持しようと努力している人たちがいる。そういった構図。

 宇宙ビジネスが着々と現実味を帯び始めているこのご時世、デブリ屋の存在は間違いなく重要になってくるのだと感じる。

 こう言った世界を一足早く描写しているというのが、とても印象的だった。


・困ったら、愛だと言う

 登場人物は個性派揃い。ハチマキはやる気はあるけれど、口は悪い。雑な感じ。芯はしっかりしているのに、損なキャラ。

 課長代理や係長代理は、いかにもと言った感じ。仕事をしない、できない中間管理職といった感じ。それでいて、いざという時にはやるべきことをきちんとやる。大切な時にやり切る不思議キャラ。

 ユーリは妻を亡くした喪失感に縛られている。真面目に仕事を続ける契約社員のエーデルには信念があり、やりたいことのために黙々と頑張っている。刺激を受ける考え方。

 そしてタナベ。新人一年目から、困ったら、何かと愛だといって片付けようとする。そのワンパターンっぷりが鬱陶しくもあり、力強くもある。

 最後は愛が必要なのだと感じた。


・夢は大きく、支えは必要

 それはハチマキが木星を目指すと決めた時にも強く感じたこと。七年も宇宙船生活が続く。それでも誰かと繋がっている支えがあることは、任務をこなす上で、成功させる上での重要な要素。

 最終的にこの作品で描きたかったのは、夢を持て、支えを持て、ということだったのかもしれない。


 宇宙のデブリ回収を通じて、社会問題に課題提起しつつ、人生の向かう先を描いていると感じる作品だった。


[各話感想]

第26話(最終話) 木星へ!


 皆様の感想もぜひお聞かせください!


 それでは、また次回!





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