こんにちは、Dancing Shigekoです!
剣心と翔伍は戦うのか。
今回はアニメ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』第72話を紹介します!
[内容]
#72 追憶の日々・翔伍と小夜の哀しき過去
翔伍は島原に引っ越してすぐにカリスマ的な存在になった。彼は神の力を使っているのではなく西洋の医学・天文学などの知識をもとに人助けしているすぎなかったが、民は彼を神のこと崇めてくれていた。
翔伍と小夜は幼い頃に親が隠れキリシタンを匿っているというので、殺害された経験があった。その経験から今の人助けをするようになっているというのだった。
[感想]
翔伍と小夜の過去が描かれる一話。
・この時代の不治の病とは?
小夜は母親同様不治の病だという。この時代の不治の病とは何か。咳き込んでいるけれど、それは何の咳なのか。白血病だろうか。若くしてなくなる。治らない、といった系統の病気で思い浮かぶものと言ったら、そのイメージが強い。
病気とわかっていて治し方が分からない歯痒さ。それはいつの時代もついて回るもの。どう向き合うかも大切なのかと思う。
左之助は小夜が病気と知ったらどうするのか。
・西洋の知識を活用
翔伍は西洋で学んできたことを島で活用しているにすぎない。しかし当時の人々はその知識を持ち合わせていないから神の力と崇める。無知とは恥ずかしいもの、というのを感じる。全てを学ぶことはできないにしても、世の中にどのような技術が存在していて、その技術を見ても驚かない程度にはなっておきたいものだと思う。
・目の前で親が
今、強く生きようとする人たち、あるいは人助けをしようとする人たち、というのは決まって幼い頃に親が殺された、という経験をしているように思う。人によってはその恨みを晴らすために行動し、人によっては人助けに向かう。剣心は人助け、宗次郎は復讐、安慈も復讐。そして翔伍たちは人助け。
目の前で親、親しい人が殺される、などという経験はしたくないもの。自分はどっちに転がるだろうか。どっちに転がっていただろうか?あまり想像することではないかな、と思いつつ、翔伍たちの境遇を想像してみた。
翔伍たちのエピソードもそろそろ終わりを迎えそうと思う一話だった。
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それでは、また次回!
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