こんにちは、Dancing Shigekoです!
オロっと言うのが特徴?
今回はアニメ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』第4話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#4 悪の一文字・ケンカ屋左之助登場!
赤べこに食べに出掛けた剣心ら。自由民権運動の壮士が酔っ払って言い争いを始める。それに巻き込まれかかるが、ケンカ屋左之助が先に割って入る。あっさり片付ける。
その様子を見ていた比留間が左之助に抜刀斎の話をする。左之助は神谷道場に現れ、剣心とケンカを始めるのだった…
[感想]
新たなキャラはケンカ屋の一話。
・花より団子
ご飯にしましょう!と言って剣心に献立を薫が尋ねる。きんぴらごぼうと・・野菜中心の料理を口にすると、弥彦がもっとガッツリ食べたい!と育ち盛りな発言をする。薫は居候のクセに生意気言うなと釘を差しつつも、そんなお金はない、と言う。
実際、どんなふうに生計を立てているのかは疑問。弥彦が稽古料を払っているようにも思えないし、他に弟子がいるわけでもない。この時代、お金ってどうしていたのだろう?何か働いているようでもないので、不思議。
そんなふうに思っていたら、納戸の中から祖父の描いた水墨画を探し出してきて、これをお金にすると言う。こういった価値のありそうなものを売ってお金を手に入れる。そういう時代。その水墨画を描いた祖父の思い出といったものはないのだろうか。
食欲には変えられないのね。
・自由民権運動とは
向かった赤べこには一丁前に自由について語り合う壮士が三人。決して、品よく話をしていると言う感じではないけれど、言っていることはそれなりにまとも?
国の状態を良くするために議論をする。明治時代というのは、そう言ったものだったのか。今の日本はどうだろうか。政治家の批判はよく耳にするものの、だからどうしたらいいとか、そのために活動につなげやすい環境なのだろうか。日頃の生活に追われて、あまり国と言う単位で物事を考える余裕がないのが実態かもしれない。
それに比べると、明治初期というのは、まだまだ生活に制限があったのかもしれない、とこういう人たちの存在を見て想像してみる。
・弱いものいじめを許さない?
酔った勢いで盃を剣心に投げつけてくる壮士たち。それにムキになったのは弥彦。今にもケンカが始まりそうなところに、店員の妙が止めに入るが弾き飛ばされる。それを見ていた左之助が弱いものいじめは許せないと言って、壮士たちにケンカを売る。
さて、ここで感じたのは「弱いものいじめ」と左之助はかっこよく言ったものの、本心は女好きなだけなのでは?と勘ぐってしまう。妙の前でかっこいいところを見せようと思ったのでは?などと感じてしまう。何処か左之助はケンカ好きと言いつつも、女性好きにも見える風貌で、そんなふうに深読みしてしまう。
実際のところは、今回のエピソードからだけでは分からないけれど、どうなのだろう?今後の左之助の行動にも注目していきたい。
・気を感じる剣心
今回、剣心は気配を鋭く感じる感性を見せる。最初は盃が飛んできた時。気づいていたけれど、避けずに頭に当たる。個人的に盃が頭に当たったくらいでそんなに痛いだろうか?と思う。盃というか、お猪口のようなサイズ。陶器だからそれなりに痛いのかな。
話はそれたけれど、その時には盃が飛んでくるのに気づいていたけれど、避けずにそのまま当たる。避けると薫に当たるからだろう、と左之助は見破っていたところはさすがか。
そして左之助が夜中に神谷道場にやってきた時。その時も剣心は気を感じている。これまできを感じさせるような人物と会っていなかっただけなのか、今回、急に気を感じる勘の良さをアピールしているのだから不思議。こうやって、少しずつ剣心の能力の高さを見せていく手法だろうか。
・根はいい奴
そして新たに登場した左之助。斬馬刀と呼ばれるバカでかい刀を片手で持って現れる。それを自由自在に振り回している。もちろん作り話だから、大袈裟に描かれているのだとは思うものの、それだけの大きさの刀を片手で持っているところに強さが表れている。
そんな左之助。単に強さを求めるケンカバカなのか。悪というよりは、戦い好きなタイプの男なのだろうと想像される。問題は、根が善人なのか、悪人なのか、どちらなのだろうという部分。
ここまでのところ、子供の前では戦いは見せられないとか、弱いものいじめは許さないと言っているあたりから、根はいい奴っぽいのだけれど、本心はまだまだ分からない。一体、何がそこまで強さを求めるようになったのか。
本格的にぶつかる寸前の一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comments