こんにちは、Dancing Shigekoです!
伊豆での争いはどうなるか。
今回はアニメ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』第21話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#21 悪夢の崩壊!雷十太の野望・完結編
剣心が屋敷に到着。殺し合いが続く中、剣心は不要な殺し合いはやめろと止めに入る。そして自ら雷十太と戦い、勝負をつけるという。それで屋敷での戦いは一時停戦する。
雷十太のところに着くと一足早くついていた由太郎が雷十太に説明を求める。しかし、雷十太は構わず、由太郎を切る。右腕を負傷した由太郎。
その後、剣心は雷十太と一対一で戦う。飛飯綱がかまいたちだと見破って、かわしていき、反撃に出るのだった。
[感想]
剣心が争いを止めに入る一話。
<戦わされていると言う意識>
・軍対民兵
雷十太の意思に賛同してやっていた民兵たち。剣を構えて、軍に突っ込んでいく。それに対して、軍は銃で応戦。次々と倒れていく。銃弾を避けて、切りつけにいく人もいれば、銃弾に倒れる人もいる。そんな展開が続く。
少しずつ劣勢になっていく民兵たち。やっぱり自分たちだけの力では無理だったのか、と弱気になっていく。命惜しんでいては何もできない、と鼓舞する者もいる。この状況。不利、劣勢と分かった時点で大人しく敗北を認めて欲しいものだと思う。軍の方もむやみやたらに倒すのではなく、声がけ続けたらよかったのにと、感じてしまう。
争いというのは、言葉が通じなくなってしまうものなのかな。悲しい。
<戦いに対する思い>
・血を見て怒りを露わにする剣心
剣心らが屋敷にたどり着く。そこでは軍と雷十太の有志が争い、非情にも多くの犠牲が出ている。その様子を見て、剣心が叫ぶ。「やめろー」と。雷十太と一対一で戦って決着をつける。その一言で、皆、手を止める。警察が指示を出す。停戦を。するとみんなすんなり止める。案外、素直なのが興味深い。
そして剣心の殺さずの誓いは、他人にも通じる。自分が殺さなくても、無益な殺生が行われていたら、本気で怒りを見せる。本当にこれまでの行いを後悔しているのだと感じる場面。
・由太郎を弟子と思わない雷十太
そんな剣心の思いとは対照的に、人のことをなんとも思わない雷十太。由太郎は雷十太の弟子だと思っているが、雷十太はお構いなしに気に行く。腕を切るだけにとどめてあげたのは優しさ?と思う部分もあった。もしかして、お前は戦えるような器ではない、と言いたかった?一緒に戦いたいなどと言う坊やを咎めたかったのだろうか。
雷十太を少しばかり善人と捉えてみたくなった。実際のところは、どうなのか謎いっぱい。
<辺鄙な場所にて>
・屋敷の周りは森
気のせいかもしれないけれど、なぜか日本の作品の屋敷というのは、森に囲まれているイメージがある。由太郎の屋敷も塀の周りには森が広がっていて、そこで由太郎は雷十太と会う。森みたいな隠れ場所が多いところ治安上、良くないと思う。わざとそんな場所に住んでいるのかな?逆に周りから見つけにくい?ということだろうか。不思議。
雷十太を止めた剣心、次は何が待っているのかが気になる一話だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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