こんにちは、Dancing Shigekoです!
屋敷の坊ちゃんはどうするのか。
今回はアニメ『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』第20話を紹介します!
前回感想→こちら
[内容]
#20 真古流の復活!嵐を呼ぶ究極の殺人剣
剣心は真古流四天王を倒して由太郎を助けるために海に飛び込んだ。その様子を見て、雷十太は剣心が助かることはないと思い、屋敷へと戻っていく。そして政府と戦う準備を整えていく。
由太郎は意識を取り戻し、屋敷に戻ろうとするが弥彦が立ちはだかる。歯が立たない由太郎は薫のけいこを受けることにする。
政府は陸軍を屋敷の周りに配備を始めていた。そのことを聞いた剣心は、由太郎が屋敷に向かったと分かり、阻止に行くのだった。
[感想]
由太郎が剣心たちの生活に良さを感じる一話。
<変化は少しずつ確実に>
・着々と政府攻撃の準備を進める
雷十太は主人がいなくなった屋敷をいいように占拠して次々と剣客を集めていく。一体、どこから集まってくるのか。ちょっとばかりサーカスというか、雑技団というか。屋敷の中に、大勢が詰めかけても普通に収まっている様子に驚き。どれだけ大きい屋敷なのか。天井も高く、その中で飛び回っていそうな剣客もいて、これだけの人数を統制しているという意味では、雷十太はかなりの存在感なのかもしれない。
・着々と剣心たちのペースに感化されていく
弥彦に打ちのめされて、剣心たちと一緒に生活する日々が続く由太郎。少しずつその賑やかな様子、いつも笑顔のある環境に馴染んでいく。ずっと屋敷で一人、大人たちに囲まれて生活していた由太郎にとって、あやめやすずめのように同い年、あるいはもっと年下の子供がいる環境そのものが新鮮なのだと思う。
考えようによっては、不憫な状況かもしれない。
・着々と包囲網が準備されていく
雷十太が剣客を集めている間に、軍が集まってくる。銃を持った兵士たちが森の中に身を潜めながら集結。こういう大軍が東京から移動してくると思うと大変だなぁと感じずにはいられない。悪者を倒すために、どれだけの公費が使われているのか、などと考えてしまう。
<頼る者を>
・必死の由太郎
弥彦にやられたい放題だった由太郎。その闘志に刺激されて、薫が稽古を提案。意外にも素直に稽古を受けるのだから、根は素直なのだと感じる。そして本当に強くなりたいと思っているのが伝わってくる。こう言ったひたむきな姿勢は、見本にしたいって思う。こういう情熱を見習いたい。
・剣心を訪れる浦村警察署長
剣心が伊豆にいると聞きつけて東京からやってくる浦村。携帯電話や電話がないこの時代、飛脚が伝えていたということなのだろう。一体、どうなっていたのだろう。何日かかって、情報が伝達していたのか。伝えようと思って伝えないと伝わらない時代。そういった生活を想像するといかに時代が変化したのかと。
そんな時代でも頼りにして訪ねてくるのだから、剣心の人望はすごい。自分はどれだけ頼りになる存在になっているだろうか?
<伊豆生活>
・伊豆でのんびり
剣心たちは由太郎を匿っている間ものんびりした生活を送っている。ハナさんの家の掃除を手伝ったり、薪割りをしてすごい。それから川で魚を取って、川辺で焼いて食べるなどのんびり過ごす。キャンプ的な生活に見えるけれど、どの時代も休暇と言ったらそういう過ごし方をするものなのかもしれない。
軍と雷十太との戦いの結末がどうなるのか、気になる終わり方だった。
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
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