こんにちは、Dancing Shigekoです!
なんでもエアになってしまうのね。
今回は映画『エアセックス』を紹介します!
[基本情報]
監督:城定秀夫
製作:永森裕二
脚本:永森裕二
上映時間:62分
[登場人物]
中島瑛子:範田紗々
マッサージ師。体を触られるのを嫌がる。
石田辰夫:吉岡陸雄
マッサージを受けに来る客。中島を気に入っている。
[内容]
中島は日々マッサージで客のこりをほぐしていた。その客の中には常連がいた。石田もその一人。石田は中島を食事に誘うがそれ以上の関係に発展できない。
ある時、覗き男性が中島はエアセックスをしていることを知らされた石田は、自分もエアサックスが好きだと言うアピールをして中島の気を引く。そして念願の彼女の部屋に入り、エアセックスを楽しむのだった。
[感想]
エアセックスを楽しむ男女を描く作品。
・映像上は…
中島が夜中にエアセックスをしている。映像では相手がいない中で激しく腰を動かす様子と、中島が想像している映像とが交互に描写されている。(※最初のエアセックス描写時のみ、以降は誰もいない中で激しく動く様子のみ)。
その映像を見ていて思ったのは、俳優自身はこの作品のタイトルを聞いた時に、実際の関係はなく演技だけで終わるのでは?と思っていたのではないかと言うこと。
結局、想像の中で実際に相手と交わっている様子を映像化されて、そこも分かっていての出演だったのかな?となんとなく気になった。
・エアセックスの末路
中島に接近した石田が一緒にエアセッスクする場面がある。中島はベッドの上で、石田は布団の上で。お互いが同じプレイを想像しながら体を動かし、うめき声を漏らしている。そんな状況が何日も続いている感じで描写される。
中島は触れられるのが嫌だからエアセックスにハマったと言うので、問題ないのだろうけど、石田は中島に近づくためにエアセックスしかできないと嘘をついている。嘘をついている男性が裸の喘ぐ女性を間近で見続けて、冷静でいられるわけもなく、最終的には中嶋に手を出してしまって、二人の関係が終わるという流れ。
当然の流れだろうと思える。そうなることを想像できなかった中島の甘さか?
・酒の力
ところが、中島は同僚が客とセックスしているのを目撃。それを軽蔑するでもなく、薄々は気づいていた、と言って受け入れている。彼女と二人で海に行ってお酒を飲んでご機嫌になった中島は最終的に石田とリアルセックスをして終わっていくという展開。
こういうVシネマ?というのは、分かりやすい展開、と思う作品だった。
鑑賞日:2024年9月17日
皆様の感想もぜひお聞かせください!
それでは、また次回!
Comentarios